菓子研究家の本間節子さんに「きなこのポルボロン」のつくり方を教えていただきました。スペインの伝統菓子「ポルボロン」にきなこを混ぜて和風に。ほろほろとしたなめらかな食感で煎茶とよく合います。
(『天然生活』2024年6月号掲載)
(『天然生活』2024年6月号掲載)
煎茶と一緒にいただく、おいしいお菓子
日本茶インストラクターでもある菓子研究家の本間節子さんに、お茶を楽しむお菓子「きなこのポルボロン」のレシピを教えてもらいました。
ポルボロンは、ほろほろとなめらかな口どけ。
きなこの風味が香ります。

きなこのポルボロンのつくり方

材料(直径約2cmのクッキー型で約40個分)
● 薄力粉 | 90g |
● バター(食塩不使用) | 60g |
● 和三盆糖(粉糖でも可) | 40g |
● きなこ | 20g |
● アーモンドパウダー | 30g |
● シナモンパウダー | 小さじ1/4 |
下準備
● オーブンを150℃に温めておく。
つくり方
1 薄力粉を天板に広げ、150℃に温めたオーブンで20分焼いて、室温に冷ます。
2 ボウルにバターを入れてゴムべらで練る。
3 2に和三盆糖を加え練り混ぜる。
4 3に1と残りの材料すべてをふるって加え、練り混ぜてひとつにまとめる。
5 4をラップに包み1cmの厚みにのばす。冷蔵庫で1時間冷やす。
6 5を型で抜き(抜き終わった生地はまとめてのばし抜ききる)、オーブンペーパーを敷いた天板に並べ150℃のオーブンで25分焼く。
〈料理/本間節子 撮影/星 亘 スタイリング/竹内万貴〉
本間節子(ほんま・せつこ)
お菓子研究家、日本茶インストラクター。少人数制のお菓子教室「atelier h」主宰。ほか、雑誌や書籍でのレシピ提供やイベントなどで活躍中。著書に『atelier h 季節の果物とケーキ』(主婦の友社)。https://atelierh.jp/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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