(『天然生活』2024年7月号掲載)
使ってみた感想座談会。おすすめポイントは?
Kさん(60歳)
夫と猫、ふたりと1匹暮らしの専業主婦。靴箱に虫が出たため、防虫もできるシューズドライを探している。木製なら香りのよさも重視。
Mさん(45歳)
4人家族の主婦でパートタイマー。シューズドライは費用対効果を重視。汚れても洗えるなど、手入れしやすい工夫があると助かる。
Sさん(36歳)
夫とふたり暮らしの会社員。週末は毎朝ジョギングしている。午後も同じ靴を履くことがあるため、短時間で効果が得られるとうれしい。
Aさん(31歳)
ひとり暮らしの独身OL。パンプスで通勤しており、毎日の湿気対策に悩んでいる。革を傷つけず、幅の細い靴にも合うものが理想。
Aさん(以下A):靴のなかが蒸れやすい季節になりましたね。
Kさん(以下K): 気になるならシューズドライを使ってみたら? 靴に入れておくだけで除湿と消臭ができるから。
Mさん(以下M):へぇ......。調べてみると、シリカゲルをはじめ、さまざまな素材があるのね。どれがいいのかしら?
Sさん(以下S):半永久的に繰り返し使えるものなら、エコよね。
K:それなら、天然素材のものを試してみませんか? 環境にやさしいうえ、デザイン性が高いものも多いわよ。
A:賛成! 主な種類は珪藻土、炭、木。いずれも孔と呼ばれる微細なすき間に調湿効果があるようです。
M:じゃあ、まずは珪藻土から。無臭なのでオフィスでも気軽に使えます。
K:なのらぼは足形で、幅が広いわ。
M:インソールをしっかり覆うわね。一方、ライクイットはスティックタイプよ。
A:幅の細い靴にもすっと入るわね。次の炭はどうかしら。消臭効果はほかのふたつより高いみたい。
S:竹炭塩工房はチップ状の竹炭で、外側のカバーは洗濯できます。
M:アイオーティカーボンは木炭のチップ状。ボリュームがある形ね。
A:靴の型崩れ防止にもよさそう。最後は木。樹種によって香りや抗菌作用が。
K:わいどの木は、板に指を通せる穴が開いていて、出し入れしやすいわ。
S:本当ね。TOSARYUはクスノキのチップと粉末で、香りがさわやか。
M:シューズドライがあれば、湿気の多い時季でも快適に靴を履けそうですね。
※「編集部調べ」の寸法や質量は、編集部が撮影サンプルを計測した値です。
<撮影/代 和佳子 構成・文/Five Star Corporation イラスト/松尾 ミユキ>
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです