• 「夏をすこやかに乗り切るためにも、酢をこれまで以上に料理に取り入れて、体を整えたいもの」と話すのは、料理家角田真秀さん。本記事では、角田さんの著書『からだが整う「酢」の料理 食欲ない日もこれさえあれば』(技術評論社)より、旬のきゅうりでたくさん仕込みたい「自家製きゅうり漬け」のつくり方を紹介します。

    からだが整う「酢」の常備菜
    自家製きゅうり漬けのつくり方

    いろいろな食事に合わせられる味。

    比較的日持ちし、漬けてから時間が経てば経つほどおいしくなるので、きゅうりが手ごろに出るときにたくさん仕込みます。

    画像: からだが整う「酢」の常備菜 自家製きゅうり漬けのつくり方

    材料 (つくりやすい量)

    ● きゅうり500g(中サイズ5本くらい)
    〈煮汁〉
    ・みりん80mL
    ・しょうゆ80mL
    ・砂糖大さじ2
    ・酢大さじ1
    ・赤とうがらし(種を除いて小口切り)少々
    ・酢大さじ1(冷めてから加える)

    つくり方

     きゅうりは厚さ1cmの輪切りにする。

     鍋に煮汁の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。を入れてよく混ぜる。火をつけて強めて再び沸いてきたら火を止める。

     が冷めたらきゅうりを取り出し、煮汁を再び火にかける。煮汁が2/3くらいになったらきゅうりを戻し、少し沸いてきたら火を止める。さらに、酢大さじ1を入れる。

     再び冷まし、保存容器にきゅうりと浸かるほどの煮汁を入れ、冷蔵庫で保存する。

    *冷蔵庫で2~3週間保存可能

    ▼角田真秀さんの“体が整う”酢のレシピはこちら

    〈撮影/松村隆史 スタイリング/佐々木カナコ〉

    ※本記事は『からだが整う「酢」の料理 食欲ない日もこれさえあれば』(技術評論社)からの抜粋です。

    『からだが整う「酢」の料理 食欲ない日もこれさえあれば』(角田真秀・著/技術評論社・刊)

    画像: かんたん自家製「きゅうり漬け」のつくり方。旬のきゅうりでたくさん仕込む“夏”の常備菜/料理家・角田真秀さん

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    ◆おかず、スープ、麺、常備菜……基本の調味料「酢」の使い方が広がるレシピ本◆

    なじみ深い調味料ながらも、つい使い方がワンパターンになりがちな「酢」。

    酢を使うと、どんな料理も酸っぱくなると考える人も多いのではないでしょうか。

    じつは、料理に酸味を加えてさっぱり仕上げるだけでなく、使い方によっては、まろやかさやコクを与えてくれます。

    おかずにスープ、麺、常備菜、寿司まで、酢を使いこなして料理が楽しくなるレシピを紹介します。

    【もくじ】
    ● 酢のおかず
    ・豚こまとじゃがいもの黒酢炒め
    ・ししゃも南蛮 など
    ● 酢のスープと麺
    ・サンラータン(酸辣湯)
    ・黒酢やきそば など
    ● 酢の副菜・常備菜
    ・ピクルス
    ・酢卵 など
    ● 酢めし
    ・基本の酢めし など


    角田真秀(すみだ・まほ)

    画像: つくり方

    料理研究家。美術系短大を卒業後、実家の飲食店の手伝いを経て2015 年に独立。ケータリングや料理教室、企業のレシピ監修や雑誌へのレシピ提供、書籍出版、NHK「あさイチ」など番組出演ほか多方面で活躍中。国内の農産物や生産者を応援する活動にも力を入れている。著書に『塩の料理帖 味つけや保存、体に優しい使い方がわかる』(誠文堂新光社)『しみこむスープ』(主婦の友社)などがある。イベントや各種出演のお知らせはインスタグラムにて発信中。
    インスタグラム:@sumimaho
    HP:http://www.sumiyalife.com



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