夏を楽しむ秘訣は、童心に帰ること
こんにちは、写真と文の七緒です。いよいよ7月、夏本番ですね。
暑さはとても苦手なのですが、鎌倉に暮らしはじめて、子どもの頃のように前向きに夏を楽しめるようになりました。
四季の喜びという視点で見ると、夏はわくわくすることばかり。

週末は朝から自転車を飛ばして、由比ヶ浜へとっぷーん。水遊びをしたり、波打ち際を散歩したり。疲れたら海の家でラーメンもこの時期ならではのお楽しみ。
夕暮れ時は、蚊取り線香をたいてお庭で花火、八百屋で買ったスイカをみんなでがぶり。夏の間、毎週のように行われる夏祭りも魅力的です。

私たちはもういい大人ですが、とはいえ子ども心が消えてしまったわけじゃない。
童心に帰って、季節を前のめりに楽しんでみる。それが朗らかに猛暑を乗り切る秘訣な気がしています。
心身ともに涼やかに
夏のハーブドリンクの簡単アイデア
とはいえ暑い日が続くのはダメージが大きいもの。
今回は心身ともに涼しくなれて、おもてなしまで叶うハーブドリンクの簡単アイデアを2つご紹介します。
①アイスフレッシュハーブティー
夏が近づくと、冷やしたフレッシュハーブティーで喉をうるおしたくなります。驚くほどの爽快感で、やみつきになるんですよ。

庭のハーブガーデンからローズマリーを収穫
つくり方はとても簡単。
ティーポットいっぱいにハーブを入れ 、熱湯を注いでフタをして成分を抽出。冷蔵庫で数時間冷やすか氷を入れて完成。

ペパーミントとレモンバームをたっぷり
ハーブは清涼感のあるペパーミント、レモンバーム、ローズマリーなどがおすすめ。一口飲むだけでうだるような暑さが一気に吹き飛びます。おもてなしにもぴったりです。

苦みを感じるときは、甘味成分が含まれるハーブ、ステビアを少量ブレンドするか、はちみつを垂らすと、より飲みやすくなります。
②水出しハーブティー

さらに簡単につくれるのが、水出しのハーブティーです。お好みのティーバッグ、またはドライハーブをお茶パックに大さじ2〜3杯入れて、ウォーターピッチャーへ。
冷蔵庫で数時間〜一晩冷やすだけで完成。
時間をかけることで生まれるなめらかな口当たりと、ハーブならではのすっきりとした飲み心地が◎。仕上げにローズマリーをのせると、かわいくてときめきます。

①②ともに、ハーブの有効成分は抽出されるため、体にもゆるやかに作用してくれるのがうれしい。3歳の息子も「ハーブちょうだい!」と言って、ごくごく飲み干しています。
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夏の喜びを暮らしに散りばめることで、一度しかない今年の夏を、健やかに乗り切っていきましょう〜!
〈撮影/星 亘(1~2枚目:七緒) 文/七緒〉

七緒(なお)
写真と文。人や暮らしにまつわる撮影・インタビューを手がける。代表作に「前田敦子の"月月"」。1児の母。鎌倉山の麓に暮らしながら、植物療法士としても学びを深めている。
インスタグラム:@naotadachi
ラジオ(voicy):心地よくきく、セルフケアジャーニー