• 手づくり暮らし研究家の美濃羽まゆみさんに、古くなった服をほかの用途にリメイクする方法を教えてもらいました。思い出いっぱいの子ども服はファブリックパネルに、着古したカットソーはアームカバーやレッグウォーマーに。気軽に楽しむ‟循環する暮らし”はじめてみませんか。

    前回に引き続き、「暮らしの工夫」をシリーズでお届けしていきます。

    今回は、洋服や布小物をほかの用途にリメイクする方法をいくつかご紹介します。

    気軽にできるものばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

    思い出深い子ども服の活用法

    子どものサイズアウトした思い出深い洋服たち。

    思い出がいっぱい詰まっているからどうしても処分しきれない、という方も多いと思います。

    そんなときにおすすめなのが、ファブリックパネル。

    画像: 部屋のインテリアとしても楽しめるファブリックパネル

    部屋のインテリアとしても楽しめるファブリックパネル

    まずは洋服たちの大きさをそろえてカット。

    大きめのフォトフレームの台紙に両面テープを貼り、カットした生地を、バランスを見ながら貼り付けていくだけです。

    フォトフレームなら場所も取らず、リビングに飾っておけば毎日のように目に留まります。

    この服を着て海に遊びに行ったなあ……。このズボンをはいていたとき、転んで大泣きしたんだっけ……。

    そのひとつひとつが思い出深く、子どもの成長が思い起こされて愛おしい気持ちになります。

    カットした洋服の残りは、いつでも布小物に使えるように適当な大きさにチョキチョキ。

    カットクロスにして保管しておき、最後に半端に残ったものはウエスにして掃除に使っています。

    画像: ウエスはかごに入れて、よく使う場所にストックしておくと便利

    ウエスはかごに入れて、よく使う場所にストックしておくと便利



    〈写真・文/美濃羽まゆみ 構成/山形恭子〉

    画像: できること、循環する暮らし

    美濃羽まゆみ(みのわ・まゆみ)
    服飾作家・手づくり暮らし研究家。京町家で夫、長女ゴン(2007年生まれ)、長男まめぴー(2013年生まれ)、猫2匹と暮らす。細身で肌が敏感な長女に合う服が見つからず、子ども服をつくりはじめたことが服飾作家としてのスタートに。

    現在は洋服制作のほか、メディアへの出演、洋裁学校の講師、ブログやYouTubeでの発信、子どもたちの居場所「くらら庵」の運営参加など、多方面で活躍。著書に『「めんどう」を楽しむ衣食住のレシピノート』(主婦と生活社)amazonで見る 、『FU-KO basics. 感じのいい、大人服』(日本ヴォーグ社)amazonで見る など。

    ブログ:https://fukohm.exblog.jp/
    インスタグラム:@minowa_mayumi
    voicy:FU-KOなまいにちラジオ

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