きのこのうま味と味噌のコクが好相性
4種類のきのこをたっぷり使った、秋のつくりおき
みなさま、こんにちは、榎本美沙です。
9月、残暑が厳しい時季、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
まだまだ暑く、少し気が早いのですが、野菜売り場の秋の野菜やきのこが目につく時季になってきました。
ということで、今月は私の好きな秋野菜やきのこの食べ方をご紹介します。
今回は、たっぷりきのこにみそだれを絡めたつくりおき、「みそきのこ」のつくり方です。
しっかり味でそのままおつまみに食べても、ごはんと合わせてもおいしいです。
卵料理や焼いたお肉と合わせてもおいしいですし、アレンジしやすい料理ですので、この時季にぜひたくさんつくってみてほしい一品です。
よろしければお試しくださいね。
「みそきのこ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● しめじ、エリンギ、まいたけ、えのき | 各1パック(各100g) |
● オリーブオイル | 大さじ2 |
●A | |
・味噌 | 小さじ4 |
・みりん、酒 | 各小さじ2 |
・にんにく(すりおろし) | 1/2片分 |
つくり方
1 しめじは石づきを切り取り手でほぐす。エリンギは長さを半分に切って、縦に手で割く。まいたけは手でほぐす。えのきは石づきを切り取り、長さを半分に切って手でほぐす。

2 Aを混ぜ合わせる。

3 フライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、きのこを広げ入れる。

4 きのこに焼き目がつくまで触らずにおき、焼き色がついたら全体を炒め合わせる。Aを加えてさっと炒め、器に盛り付ける。

〈ポイント〉
・冷蔵庫で3〜4日保存可能です。
・お好みのきのこ400gでつくっていただいてもOKです。
次回は、秋においしいれんこんを使った「れんこん青じそジェノベーゼ」をご紹介します。
楽しみにしていただけたらと思います。

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。
そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
「榎本美沙の料理教室」
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米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。