仕事などで遅くなっても、さっとつくれて体に負担のない料理が心強い味方になります。今回は、料理研究家で栄養士の今泉久美さんに、腸活にいい夜ごはん「鮭の漬け焼き」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2024年10月号掲載)
(『天然生活』2024年10月号掲載)
腸活にいい夜ごはん
鮭の漬け焼きのつくり方
味噌、麹甘酒の発酵食品の力で鮭がふっくらと仕上がります。
2週間冷凍保存できるのも、うれしいポイントです。

腸活ポイント
鮭の漬けだれの味噌、麹甘酒の発酵食品と、食物繊維が豊富なえのきだけ、大根おろしがおなかの調子を整えます。また、鮭に含まれるアスタキサンチンには抗酸化作用があり、美肌につながるのもうれしいポイント。
材料(2人分)
● 生鮭の切り身 | 2切れ |
● 酒 | 大さじ1 |
A | |
・味噌、麹甘酒 | 各大さじ1 |
● ピーマン(縦半分に切り種とへたを除く) | 2個 |
● えのきだけ(石づきを取ってほぐす) | 大1/2パック |
B | |
・オリーブオイル | 少々 |
・塩 | ごく少々 |
● 青じそ | 2枚 |
● 大根おろし | 適量 |
● しょうゆ | 少々 |
つくり方
1 鮭は酒をからめて水けをふく。ラップを広げ、混ぜ合わせたAを鮭の大きさに1/3量ぬり、上に鮭を並べ、鮭の上に残りのAをぬる。ラップを包んで冷蔵庫で半日以上漬ける。
*3日間保存可能。冷凍の場合は2週間保存可能。
2 1の味噌を軽く除き、アルミホイルを敷いたトースターの天板やグリルに並べ、すき間にピーマンとえのきだけを並べる。ピーマンとえのきだけにBをふり、7分ほど焼く。
3 青じそと大根おろしを添えて盛り、大根おろしにしょうゆを少々かけていただく。
〈料理/今泉久美 撮影/川村 隆 スタイリング/竹内万貴〉
今泉久美(いまいずみ・くみ)

料理研究家、栄養士。女子栄養大学栄養クリニック特別講師。塩分控えめで野菜をたっぷり使ったバランスのよい料理を提案。長く山梨と東京の2拠点生活を送る。著書に『「豆」を食べる習慣が体を守る!』(文化出版局)、『70歳からの火を使わないパパッと絶品ごはん』(PHP研究所)など。
インスタグラム@kumi_imaizumi0115
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです