• 写真と文を軸に、さまざまな表現をする七緒(なお)さん。鎌倉山の麓で育むゆるやかな暮らしと、15年以上積み重ねてきた“セルフケア”の小さなアイデアをお届けします。今回は、喉の痛みにおすすめの「はちみつ大根」について。忙しい日々でも、心地よくあることを忘れずに。ゆるく始められる気軽なケアで、毎日のすこやかな変化を楽しんでみませんか。

    秋の鎌倉は子どもと手軽な山登り

    こんにちは、写真と文の七緒です。

    ようやく本格的な秋ですね。玄関から一歩出ると金木犀の香りが漂い、道には柿や栗がごろんごろんと転がっています。ふと見上げた先には立派な蜘蛛の巣。季節が一つ進んだことを、五感で感じる日々です。

    涼しくなった最近は、毎週山へ出かけています。鎌倉は子どもも登れる小さな山がたくさん! 20分も歩けば頂上というお手軽さで、運動不足の私にもありがたい限り。

    画像: 秋の鎌倉は子どもと手軽な山登り

    中でも一番のお気に入りが「峯山」です。

    ガイドブックで紹介されないほど小さな山ですが、その分混雑しておらず、木のシーソーやすべり台もあり、のびのび遊べます。ドタバタとした日常から離れて、小さく気分転換することで、日々のままならなさを癒やしています。

    風邪シーズンにぴったり
    家庭でできる、小さな自然のお手当

    今回から3回にわたって、家庭でできる小さな自然療法をご紹介します。

    自然療法とは、家にあるもので手当する、昔ながらの知恵のこと。「なんだか体調が悪いかも……?」という時や、病院に行くまでもない小さな不調の時、力を発揮してくれます。

    画像: 風邪シーズンにぴったり 家庭でできる、小さな自然のお手当

    効果もさることながら、どれも簡単に取り入れられて、心地よくて、手をかける喜びもある。お手当を知っていることは、お守りのように自分や家族を守ってくれると実感しています。

    今回はとても簡単で、大人から子どもまで大人気の「はちみつ大根」をご紹介します。

    「はちみつ大根」のつくり方と魅力

    喉に違和感を覚えた時、わが家では真っ先に大根があるかどうかを確認します(笑)

    それほど暮らしになじんでいる自然療法「はちみつ大根」は、殺菌効果のある「はちみつ」と、消炎効果のある「大根」の相乗効果で喉の炎症がやわらぐと言われています。

    材料は、はちみつと大根だけ。

    画像: 「はちみつ大根」のつくり方と魅力

    つくり方もとっても簡単!

    「はちみつ大根」のつくり方

    ①大根をさいの目状に切って容器に入れる

    画像1: 「はちみつ大根」のつくり方

    ②大根がひたる程度にはちみつを入れる

    画像2: 「はちみつ大根」のつくり方

    ③冷蔵庫で2〜3時間置くと出てくるエキスを飲む。

    画像3: 「はちみつ大根」のつくり方

    喉の痛みが落ち着くのはもちろん、甘いので子どもも喜んで飲んでくれるのがありがたい。風邪をひく度に「大根はちみつある?」って聞いてくるほど(笑)エキスを白湯に溶かして飲むのも体が温まっておすすめです。

    また、材料がシンプルで、大体家にあるという気軽さも魅力です。不調でバタバタしている時、わざわざ買いに行くのも大変ですもんね。

    エキスは1〜2日で飲みきりましょう、しんなりした大根をそのまま食べちゃうのも案外おいしいです。

    家にあるもので体を整える、小さなエンターテイメント・自然療法。ぜひ試してみてくださいね〜!

    ※はちみつは1歳未満のお子様には与えないでくださいね。



    〈撮影/星 亘(2枚目:七緒) 文/七緒〉

    画像4: 「はちみつ大根」のつくり方

    七緒(なお)
    写真と文。「毎日も人生も、心地よく」というテーマで、鎌倉山の麓に暮らしながら、心とからだが楽になるセルフケアの知恵を届けている。Voicy「心地よくきく、セルフケアジャーニー」も好評。著書3冊、1児の母で、植物療法士としても学びを深めている。
    インスタグラム:@naotadachi
    ラジオ(Voicy):心地よくきく、セルフケアジャーニー
    note:https://note.com/naotadachi



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