りんごと甘酒で、やさしい甘味の「発酵おやつ」
みなさま、こんにちは、榎本美沙です。
今月は、甘酒を使った「甘酒スイーツ」をご紹介しています。
今回は、甘酒のやさしい甘味がおいしい、体にうれしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方です。
スイーツのつくり方というと難しそうなイメージがありますが、ていねいに紹介していますので、ぜひ挑戦してみていただきたいです。
そして、この時季においしいりんごがたっぷり入っているので、食べ応えがありますよ。ぜひお試しくださいね。
「甘酒りんごマフィン」のつくり方

材料(7.5cm程度のマフィン型6個分)
| ● りんご | 1個(300g) |
| ● A | |
| ・きび砂糖 | 大さじ1 |
| ・レモン果汁 | 小さじ1 |
| ● 卵 | 1個 |
| ● きび砂糖 | 大さじ4 |
| ● 薄力粉 | 150g |
| ● ベーキングパウダー | 小さじ1 |
| ● B | |
| ・甘酒(2倍濃縮タイプ) | 70g |
| ・太白ごま油 | 大さじ3 |
| ・無調整豆乳 | 大さじ2 |
つくり方
1 りんごは1cm幅のいちょう切りにし、耐熱ボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。


2 ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで2分半加熱する。取り出して混ぜ、再びラップをふんわりとかけてさらに2分加熱し、冷ます。オーブンは180度に予熱する。マフィン型(直径7.5cm程度)に紙カップをいれておく。


3 別のボウルに卵、きび砂糖を入れ、ハンドミキサーで2分ほど混ぜる。Bをそれぞれ少しずつ混ぜながら加えてさらに1分ほど混ぜる。


4 薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れる。生地を底の方から返すように混ぜる。粉気が少し残る程度で汁気を切ったりんごを加えてさっと混ぜる。


5 型に流し入れ、オーブンで25〜30分ほど焼く。途中焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる。竹串を刺してみて、どろっとした生地がついてこなければ焼き上がり。網の上などにおいて冷ます。


★ポイント
・オーブンに入れて13分ほどしたら天板の前後を返すと、きれいに焼き色がつきやすいです。
・食べるときはラップをし、電子レンジ600Wで1個20秒ほどあたためて食べてもおいしいです。
来月はあっという間に年の瀬。お正月に食べたい「おせち」をご紹介します。
楽しみにしていただけたらと思います。

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。
そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
「榎本美沙の料理教室」
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●YouTube
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米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。







