• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、「甘酒りんごマフィン」のつくり方を教えていただきました。りんごがごろごろ入ったマフィンは食べ応え満点! 甘酒のやさしい甘味がりんごのおいしさを引き立てます。

    りんごと甘酒で、やさしい甘味の「発酵おやつ」

    みなさま、こんにちは、榎本美沙です。

    今月は、甘酒を使った「甘酒スイーツ」をご紹介しています。

    今回は、甘酒のやさしい甘味がおいしい、体にうれしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方です。

    スイーツのつくり方というと難しそうなイメージがありますが、ていねいに紹介していますので、ぜひ挑戦してみていただきたいです。

    そして、この時季においしいりんごがたっぷり入っているので、食べ応えがありますよ。ぜひお試しくださいね。

    「甘酒りんごマフィン」のつくり方

    画像: 「甘酒りんごマフィン」のつくり方

    材料(7.5cm程度のマフィン型6個分)

    ● りんご1個(300g)
    A
    ・きび砂糖大さじ1
    ・レモン果汁小さじ1
    ● 卵1個
    ● きび砂糖大さじ4
    ● 薄力粉150g
    ● ベーキングパウダー小さじ1
    B
    ・甘酒(2倍濃縮タイプ)70g
    ・太白ごま油大さじ3
    ・無調整豆乳大さじ2

    つくり方

     りんごは1cm幅のいちょう切りにし、耐熱ボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。

    画像1: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし
    画像2: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

     ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで2分半加熱する。取り出して混ぜ、再びラップをふんわりとかけてさらに2分加熱し、冷ます。オーブンは180度に予熱する。マフィン型(直径7.5cm程度)に紙カップをいれておく。

    画像3: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし
    画像4: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

     別のボウルに卵、きび砂糖を入れ、ハンドミキサーで2分ほど混ぜる。Bをそれぞれ少しずつ混ぜながら加えてさらに1分ほど混ぜる。

    画像5: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし
    画像6: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

     薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れる。生地を底の方から返すように混ぜる。粉気が少し残る程度で汁気を切ったりんごを加えてさっと混ぜる。

    画像7: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし
    画像8: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

     型に流し入れ、オーブンで25〜30分ほど焼く。途中焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる。竹串を刺してみて、どろっとした生地がついてこなければ焼き上がり。網の上などにおいて冷ます。

    画像9: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし
    画像10: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

    ★ポイント

    ・オーブンに入れて13分ほどしたら天板の前後を返すと、きれいに焼き色がつきやすいです。

    ・食べるときはラップをし、電子レンジ600Wで1個20秒ほどあたためて食べてもおいしいです。


    来月はあっという間に年の瀬。お正月に食べたい「おせち」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらと思います。



    画像: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。

    そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

    ◇ ◇ ◇

    『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(榎本美沙・著/文化出版局・刊)

    画像11: 旬のりんごでやさしいおやつ「甘酒りんごマフィン」のつくり方。たっぷり詰まったりんごがうれしい季節の焼き菓子|榎本美沙の発酵暮らし

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    米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。



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