• 旬を迎えた食材は、甘味やうま味が濃厚で香りも豊か。そのおいしさを存分に味わえるよう、それらを丸ごと使った、これからのホリデーシーズンにもぴったりな華やかなお菓子たちです。今回は、お菓子研究家の本間節子さん「きのこのケークサレ」のつくり方を教わります。
    (『天然生活』2024年12月掲載)

    「きのこのケークサレ」のつくり方

    画像: 「きのこのケークサレ」のつくり方

    炒めた際に出るきのこのエキスも閉じ込めたうま味たっぷりの塩味ケーキ。

    マッシュポテトを添えて。

    材料(18×8×6cmのパウンド型1台分)

    ● マッシュルーム、しめじ各80g
    ● ベーコン3枚(約50g)
    ● チーズ(5mm角切り)50g
    ● イタリアンパセリ(みじん切り)3本分
    ● 豆乳35mL(適宜)
    A
    ・卵1個
    ・米油(またはオリーブオイル)50g
    ・塩1g
    ・こしょう少々
    B
    ・薄力粉110g
    ・ベーキングパウダー小さじ1
    〈マッシュポテト〉
    ・じゃがいも100g
    C
    ・生クリーム20mL
    ・塩少々
    ・こしょう少々
    〈トッピング〉
    ・イタリアンパセリ1~2本
    ・ピンクペッパー適量

    下準備

    ● パウンド型にオーブンペーパーを敷き込む。

    ● オーブンを170℃に予熱する。

    つくり方

     マッシュルームは薄切りに、しめじは石づきを取り除いてほぐす。ベーコンは1cm幅に切る。きのことベーコンは数切れずつ取り分けておく。

     フライパンにを入れてふたをし、中弱火で水分が出るまで5分加熱する。ボウルにのせたざるにあげ、具と水分を分ける。具はそのまま冷ます。

     別のボウルにの水分を入れ、豆乳を加えて70gにする。Aを加え、泡立て器でよく混ぜる。

     Bをふるい入れ、ゴムべらで混ぜ、の具、チーズ、イタリアンパセリのみじん切りを加えてさらに混ぜる。

     型に流し入れ、で取り分けたきのことベーコンを表面に散らし、こしょう適量(分量外)をふる。170℃のオーブンで45分焼く。

     マッシュポテトをつくる。じゃがいもの皮をむいて小さく切り、水にさらしてからゆでる。やわらかくなったら湯を捨ててフォークでつぶし、Cを加えて混ぜる。

     焼き上がったを型から取り出して冷ます。粗熱が取れたら、を盛り、トッピングをのせる。



    <料理/本間節子 撮影/山川修一 取材・文/平山祐子 スタイリング/阿部まゆこ>

    本間節子(ほんま・せつこ)
    お菓子研究家。日本茶インストラクター。お菓子教室「atelier h」主宰。雑誌や書籍でのレシピ提供、イベントや講習会など幅広く活躍。著書に『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)など。https://atelierh.jp/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    『まいにち、感動クッキー ていねいなプロセス写真で、はじめてでもおいしくつくれる 』(本間節子・著/扶桑社・刊)

    画像: 冬のごほうびお菓子「きのこのケークサレ」のつくり方。クリスマスにぴったりの‟うま味たっぷり”塩味ケーキ/お菓子研究家・本間節子さん

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