料理研究家の門倉多仁亜さんに、「バニラ風味の三日月クッキー」のつくり方を教えていただきました。アドベント(クリスマス前の4週間)の時季は、よくお客さんを招いてコーヒータイムを楽しむという門倉さん。そんなときのためのつくりおきお菓子の定番を紹介していただきました。
(『天然生活』2023年1月号掲載)
バニラ風味の三日月クッキーのつくり方

サクッ、ホロッの食感が心地いいシンプルクッキー。クリスマスには必ずつくる定番の味です。
材料(7〜8gのクッキー25〜30個分)
| ● 薄力粉 | 100g |
| ● アーモンドプードル | 35g |
| ● バター(食塩不使用、冷やしてサイコロ状に切る) | 75g |
| ● 粉糖 | 25g |
| ● バニラ風味の粉糖(※) | 適量 |
※バニラ風味の粉糖のつくり方
使い終わったバニラビーンズを粉糖に入れて香りを移しておく。
つくり方
1 オーブンを150℃に予熱する。フードプロセッサーにバニラ風味の粉糖以外の材料を入れ、やっとまとまる程度まで撹拌する(手で混ぜるときはボウルに入れてカードで切るように混ぜる)。
2 すぐに使わない場合はラップに包み、冷蔵庫で冷やす。生地がぬるいとクッキーを焼くときに膨張する。
3 生地を500円玉大くらいにちぎり、転がして棒状にのばし、三日月形に整える。鉄板に並べ、10~20分、様子を見ながら色づき始める程度に焼き上げる。
4 網にのせて冷まし、バニラ風味の粉糖を茶こしでたっぷりふる。

段取りを整えてから臨むのがお菓子づくりの鉄則

アドベント期間(クリスマス前の4週間)になると、親しい人とともにティータイムを楽しむのが常。クッキーやシュトーレンでおもてなしを

クロスやペーパーを敷き、お気に入りの銀器にお菓子を盛り、華やかなテーブルセッティングに
〈撮影/近藤沙菜 取材・文/鈴木麻子〉
門倉多仁亜(かどくら・たにあ)
料理研究家。料理とともにドイツの生活文化についても発信。『ゆとりを楽しむこれからの暮らし方』(扶桑社)など著書多数。2021年に東京から鹿児島・鹿屋へ移住。オンラインでの料理教室も開催している。
webサイト:https://www.tania.jp/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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