• 料理研究家の松田美智子さんにカリカリごぼうスティックのつくり方を教えていただきました。細切りにしたごぼうをこんがり揚げた、香りと歯ざわりがクセになる一品。ごはんにもお酒にも合うおかずです。

    カリカリごぼうスティックのつくり方

    画像: カリカリごぼうスティックのつくり方

    片栗粉の衣をたっぷりつけるのがおいしさのポイント。揚げて少し経ったほうが、サクッとした食感に。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● ごぼう30cm
    ● A
    ・魚醤大さじ1
    ・酒大さじ1
    ・白こしょう少々
    ● B
    ・溶き卵1個
    ● C
    ・薄力粉大さじ1
    ・パルメザンチーズ大さじ2
    ● D
    ・かたくり粉大さじ3~4
    ● 米油大さじ3~4

    ごぼうの下処理の方法

     泥がついていたら、ペーパータオルでふき取る。

     流水をあて、下から上に向かってスポンジでひげ根をちぎりながらこする。

    画像: ごぼうの下処理の方法

    ※たわしなどで強くこすると、皮が取れすぎてしまうので注意。

    つくり方

     下処理したごぼうは縦半分に切り、さらに縦3等分にして7mm幅の棒状にする。バットに並べAをかけ、5分ほどつける。

    画像1: つくり方

     3つのバットにBCDをそれぞれ入れ、BCDの順につける。

    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     フライパンに油を入れ、150℃に熱し、を揚げる。全面に焼き色がついたら取り出し、ペーパータオルで油をきり、器に盛る。

    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

    Point

    ●衣がたっぷりついた方がおいしい。

    ごぼうのこと

    画像1: ごぼうのこと

    ごぼうはキク科の根菜で、独特の香りと歯ごたえが特徴です。食物繊維が非常に豊富で、腸内環境を整える働きが期待できます。この時季に出回るひねごぼうは、秋に収穫して数か月貯蔵したもので、香りが強く、風味が濃いのが特徴です。食感は硬めで繊維質がしっかりしているので、味をよく含ませる料理に向いています。

    調理する際は水にさらしてあくを取るといわれていましたが、近年のごぼうはあくが少ないので軽くこすり洗いするだけで大丈夫。また、皮の近くに香り成分が多く含まれるため、できるだけ皮を残すようにしましょう。

    きんぴらや煮物、炊き込みご飯、豚汁など和食のイメージが強いごぼうですが、実は揚げたりローストしたりすると香りが引き立ち、洋風料理にもよく合います。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: ごぼうのこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    別冊天然生活『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(松田美智子・著)

    画像: 香り引き立つ「カリカリごぼうスティック」のつくり方。さくっと食感がクセになる!細切りごぼうをこんがり揚げて|松田美智子の季節の仕事

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