• お礼状や年賀状など、手で文字を書く機会が増える季節。「きれいに書きたいけれど、字に自信がなくて……」そんな声も、よく耳にします。これまで3000人以上の文字を美しく導いてきた美文字講師・萩原季実子さんに、自分の字を美しく生まれ変わらせる5つの基本ポイントを教えてもらいます。さらに自分の字に悩む編集スタッフにも、実際にアドバイスをいただきました。

     黄金バランスと配置を意識する

    文字をすべて同じ大きさで書いてしまうと、全体のバランスが悪くなってしまいます。

    画数の少ない文字は、小さめに書くのがきれいに見せるコツです。ひらがな・カタカナ、そして四画以下の漢字を「8」とするなら、五画以上の漢字は「10」以上の比率で書くと、自然と整います。

    画像: 5 黄金バランスと配置を意識する

    また、文字の中心をそろえること、そして間隔を詰めすぎないことも大切なポイントです。文字と文字のあいだは、ゆとりをもたせて等間隔に。並びが整うと、全体がすっきりと美しく見えてきます。

    可動域を広げる美文字トレーニング

    画像1: 10分で変わる「美文字」レッスン、5つのポイント。美しい“手書きの文字”に心を込めて。諦めがちなくせ字の悩みも解消!/美文字講師・萩原季実子さん
    画像2: 10分で変わる「美文字」レッスン、5つのポイント。美しい“手書きの文字”に心を込めて。諦めがちなくせ字の悩みも解消!/美文字講師・萩原季実子さん

    可動域が狭いと、美しい文字はどうしても書きづらくなってしまいます。可動域をやわらかく広げるために、一筆書きで円を描いたり、まっすぐ線を引いたりと、トレーニングしてみましょう。ちょっとしたすきま時間に続けるだけで、驚くほど文字がきれいになっていきます。

    〈撮影/星 亘 取材・文/高田真莉絵〉

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    『3ステップですぐ上達 新・美文字レッスン帳』(扶桑社)|萩原季実子・著|amazon.co.jp

    『3ステップですぐ上達 新・美文字レッスン帳』(扶桑社)|萩原季実子・著

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    美文字に必要なのは練習ではなくコツでした
    すべての字についてきれいな書き方を身につけ、何度も紙に書いて練習すれば、いつの日かきっと美文字を習得できることでしょう。しかし、それでは時間がかかり、あきらめてしまう方もいます。この本では、「STEP1:字のカタチ」「STEP2:文章のバランス」「STEP3:用紙のレイアウト」の順に美文字のコツを身につけ、誰もが最短できれいな字が書けるようになる方法を紹介。長時間の練習は必要ありません。1回10分、大きくて見やすい解説ページでコツを覚え、開きやすく書きやすいワークページで練習をすれば、わずかな期間で字がみるみる上達していくことを実感していただけるはずです。



    萩原季実子(はぎはら・きみこ)
    美文字講師。ペン字・筆ペン教室myMOJI主宰。子どもの頃から手紙を書くことが趣味で、会社員時代に「手書きの一筆箋・お礼状・封筒の宛名」を独自の営業ツールとして活用。顧客獲得数1位などの営業成績を残す。誰でも一瞬できれいな字が書けるコツが大人気。これまでに3000人以上の文字を美しく生まれ変わらせてきた。最新著書『3ステップですぐ上達 新・美文字レッスン帳』(扶桑社)が12月22日に発売予定。
    Webサイト:https://mymoji.jp/
    インスタグラム:@kimiko_mymoji
    YouTube:きみこ先生の美文字チャンネル



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