(『天然生活』2025年2月号掲載)
自分の文字で書くことで夢への具体的なヒントに
「手帖には、自分がなりたい姿を書くことで夢をかなえるパワーがあります」
そう語るのは、手帳研究家のてらたまさんです。てらたまさんは自身が産後うつで悩んでいたときに「なりたい自分を手帖に書く」ことで、次々と夢を実現してきました。
「手帖をスケジュール管理だけに使うのでは、すごくもったいない。大切なのは『何を書くか』です。ぼんやりでもいいので、こうなりたいという自分の未来を思い描いて言葉にし、書いていくことで夢が近づいてきます」
手帖を書くメリット

時間・タスクの管理
スケジュールを記録することで、毎日の予定管理や作業効率がアップ。
時間を上手に使えるようになり、やりたいことを実現しやすい。
目標の実現
自分がやりたいこと、かなえたい夢などを書き込む。
手帖を開くたびに目標を目にすることで、具体的な実現への道筋が見えてくる。
心の整理
日記のように心のモヤモヤや迷いを書き出す。
毎日開く手帖だからこそ、気軽に自分と向き合うことができ、気持ちの整理になる。
自己肯定感アップ
手帖に記録することで実現できたことを確認することができ、「できた自分」を再認識。
自己肯定感が上がって前向きになれる。
デジタルでスケジュール管理をしている人も多いと思いますが、その場合は、スケジュールはデジタルに集約。
手帖は「なりたい自分になるためのもの」と使い分けるといいでしょう。
手で書く作業は脳に意識を刻み込むので、目標への意思を強め、ていねいに毎日を生きることにもつながります。
大切なのは、手帖を書くこと自体が目的なのではなく、なりたい自分になることです。
<監修/てらたま 構成・文/工藤千秋 イラスト/芳野>
てらたま
国立大学院卒業後、小・中学校教員を10年経験。第一子出産を経て、「1日3分 書いて夢を叶える手帳術」を発信する手帳研究家として独立。「やりたいことが見つからない」「何だか満たされない」などの悩みを手帖で解決する方法をアドバイス。インスタグラムフォロワー約4万人。テレビや雑誌などでも活躍。インスタグラム@teratama711
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです





