• 雑誌『天然生活』読者のみなさまの素敵な暮らしを紹介する「暮らしのおすそわけ」。今回は、布作家・不動美穂さんのお嬢さん、不動千夏さんのお宅へ。東京郊外にある築60年の団地で新生活を始めた千夏さん。この部屋に引っ越す決め手となったのが、ピンクのタイルとステンレスの吊り戸棚を備えた台所です。今回は、そんなお気に入りの台所の魅力と使い方の工夫について聞きました。

    母から受け継がれる「味」と「暮らしの考え方」

    「日々の生活を大切にしたい」。その思いは、食べること・つくることにも大きく表れています。

    「レシピをみて材料を揃えて料理するより、あるもので工夫しながらつくる方が好きです。料理って、工夫をすればちゃんとおいしくなる。それがいいですよね。この考え方は、母の影響が大きいと思います」

    この日も、「母の味」として親しんだレシピを、千夏さん流にアレンジしたバナナのパウンドケーキを焼いてくれました。オートミールクッキーやグラノーラなど、おいしさと健康を考えたおやつや朝食も手づくりしてストックしています。

    画像: りんごやさつまいもに代えてつくることも

    りんごやさつまいもに代えてつくることも

    画像: 気軽につまめるように、保存瓶でストック

    気軽につまめるように、保存瓶でストック

    祖母からは干し柿のつくり方を教わり、引っ越しと同時に、初めて挑戦しました。

    日当たりのいいベランダでゆっくりと干された柿は、懐かしく、穏やかな甘さ。刺激的ではないけれど心にじんわりと広がる、不動家に代々受け継がれてきた「やさしさ」を表しているようでした。

    画像: ゆっくりじっくり時間をかけてできた干し柿

    ゆっくりじっくり時間をかけてできた干し柿

    画像: ふと気づいた干し柿の影も愛おしい

    ふと気づいた干し柿の影も愛おしい

    ▼不動千夏さんの“団地暮らし”の記事はこちら



    〈撮影/山田耕司 取材・文/飯作紫乃〉

    不動千夏(ふどう・ちか)
    日々の生活を大切にしながら、築60年の団地に暮らす。看護師として働くかたわら、父と、布作家としても活動する母・不動美穂さんとともに、2025年に「道具屋fudo」をオープン。古道具を中心に小道具、雑貨、作品を販売し、月に1〜2回のモーニングも担当している。
    インスタグラム@furaipan.mother(不動千夏)/@find__the__treasure(道具屋fudo)



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