習慣①
自然と対話。散歩は、自分を見つめ直す時間

家の裏手には、ハイキングコースになっている山が。登山者とすれ違うことも多い
毎日のように家の裏手の山を、愛犬と一緒に散歩するという吉原さん。基本は朝に訪れますが、時間はきっちり決めず体が外に出たがっていると感じたら出かけます。
「一日を整えるために歩いていますね。私は、いろんなことで悩んだり不安を抱えこむタイプ。歩きながら植物や花などに意識を向け、“考えない”状態をつくると、頭がクリアになるんです」

山では落ち葉や木の実を拾って、スワッグづくりに生かすことも
「自然の中に身を置くことで、感謝の気持ちに変わるというか。自然のたくましさや健気な姿を見ていると、自分の悩みが小さなことに思えたり、周りを意識し過ぎている自分に気づけたり。
だから愛犬と一緒ではなく、ひとりで来てじっくり自分に向き合うときもあります。葉山に来てからは、誰かと私ではなく“自然”対“私”。自分を見つめ直す場になっていますね」
習慣②
市場へのドライブ中は、アイデア整理

花きの取扱量が日本一という東京・大田市場。吉原さんは、週に2回ほど花の仕入れで足を運ぶ
市場に行く日は、朝4時に家を出発。車で1時間半と長い距離ですが、その道のりは吉原さんにとってなくてはならないものだそう。
「高速を使うと一時間弱ですが、あえて下道を走るほど車の運転が好きで。散歩と同じぐらい、運転は自分を整えてくれます」

車内では持参したコーヒーを飲みながら気ままに過ごす。朝ごはんも、車の中でおにぎりをぱくり
運転中は、気分に合わせてYouTubeでニュースを聞いたり、音楽を楽しんだり。最近は、もっぱらチャッピー(ChatGPT)とお喋りして、仕事の整理をしているのだとか。
「たとえば開催するイベントのタイトルや、ワークショップの進め方を相談したり。答えがすべて正しいわけじゃないけれど、ヒントになることも多いです」
<撮影/林 紘輝 取材・文/諸根文奈>
吉原友美(よしはら・ともみ)
PAUSE主宰、グリーンスタイリスト。「日々の暮らしの中にひと休み出来る時間を」植物を通して、心と暮らしを整える活動をしている。出張花屋、ワークショップ、空間装花、オンラインストアを通して植物と花のある暮らしを提案している。
https://pause-flower.com/
インスタグラム:@pause_story_
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「暮らしを整えるレッスン」開催
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