• 生地はこねずに混ぜるだけ、発酵1回で1時間ほどで焼き上がる、簡単でおいしい米粉パンレシピが人気の鈴木あつこさんに「バゲット」のつくり方を教わります。もちふわ食感が魅力の米粉パンですが、片栗粉を混ぜればカリカリ食感に。誰でも簡単にお店のようなパンがつくれちゃいます。

    片栗粉を混ぜてカリカリ食感に
    バゲットのつくり方

    クリスピーな食感が出しにくい米粉のパン。でも、片栗粉を混ぜ、時間をかけて発酵させると、バゲットらしい気泡が入り、外はパリパリに。

    何度もつくってたどり着いたレシピです。

    画像: 片栗粉を混ぜてカリカリ食感に バゲットのつくり方

    材料(長さ30cmくらいのもの1本分)

    A
    ・米粉(パン用)180g
    ・片栗粉20g
    ・ドライイースト1.2g
    ・砂糖8g
    ・塩2.5g
    ・サイリウム3g
    ● 水(夏23℃、冬25℃前後175g
    ● 植物油(作業・仕上げ用)適量
    ● 米粉(仕上げ用)適量

    米粉について
    「ミズホチカラ」か「笑みたわわ」というお米の品種を使った、パン用の米粉がおすすめ。今回のレシピではグルテン無添加のパン用を使ってください。

    つくり方

    STEP1 混ぜる
     ボウルにAを入れ、ゴムベラで1分前後混ぜる。水を加えて4分前後よく混ぜる。

    画像1: つくり方

    混ぜ残しに注意!
    水を加えて最初の1分は米粉に水分を吸わせるように手早く。まとまってきたら、ボウルの側面に生地をこすりつけ、のばし広げては中心にまとめるのを繰り返す。混ぜ残しがないよう、タイマーで時間をセット。

    画像: 生地の水分の目安は、指を深く押し込むと、ある程度くっついてくるくらい

    生地の水分の目安は、指を深く押し込むと、ある程度くっついてくるくらい

    STEP2 発酵&予熱スタート
     ラップをして、室温20℃くらいの部屋に1時間前後置いて発酵させる。発酵が完了したらオーブンに天板を裏返した状態で入れ、250℃~300℃に予熱する。

    〈発酵前〉

    画像1: 米粉のかんたん「バゲット」のつくり方。中はもっちり、皮はパリッ!バゲットのおいしさを米粉でも/あつあつパン教室・鈴木あつこさん

    〈発酵後〉

    画像2: 米粉のかんたん「バゲット」のつくり方。中はもっちり、皮はパリッ!バゲットのおいしさを米粉でも/あつあつパン教室・鈴木あつこさん

    発酵具合の目安は?
    1.5倍くらいの大きさが発酵の目安。イーストの量を少なくして、室温でゆっくり発酵させると、バゲットらしい気泡のある生地になる。パリパリに焼き上げるには、庫内の温度が重要なため、天板も温めておく。天板を裏返しておくと、ふちがないので生地を入れるときにスムーズ。

    画像: プツプツと小さい気泡ができていたら、しっかり発酵したサイン。発酵させすぎるとクープがうまく開かないので注意

    プツプツと小さい気泡ができていたら、しっかり発酵したサイン。発酵させすぎるとクープがうまく開かないので注意

    STEP3 仮丸め&成形
     手に油をつけて、台の上で生地を5回こねる(のばしてはまとめる)。

    画像2: つくり方

     生地をまとめるように10回ほどにぎったら、両手でキャッチボールをするように空気を抜き、手のひらでコロコロと転がして丸める。

    画像3: つくり方

    表面をつるぴかに!
    大きいけれど、しっかり丸めてつるぴかに!

     手で縦15×横17cmの長方形にのばす。下から上に向かってくるくると巻き、巻き終わりを軽く押さえてなじませる。

    画像3: 米粉のかんたん「バゲット」のつくり方。中はもっちり、皮はパリッ!バゲットのおいしさを米粉でも/あつあつパン教室・鈴木あつこさん
    画像4: 米粉のかんたん「バゲット」のつくり方。中はもっちり、皮はパリッ!バゲットのおいしさを米粉でも/あつあつパン教室・鈴木あつこさん

    油を少しつけてもOK
    生地が台や手にくっつく場合は油を少しつけて作業する。

     コロコロと台の上で転がし、天板の長辺と同じくらいの長さにのばして形を整える。

    画像4: つくり方

     まな板にクッキングシートを敷き、その上に巻き終わりを下にして生地をのせる。ラップをかけずに15分前後室温に置く。置いている間に10で使う熱湯を準備する。

    画像5: つくり方

    STEP4 仕上げ&焼く
     オーブンの予熱が終わったら生地にたっぷりと米粉をふり、ナイフを斜め45度に傾け、クープを深めに入れる。クープをなぞり、もう一度切り目を入れる(二重クープ)。

    画像6: つくり方

    クープの開き方のコツ
    2回目はナイフをさらに傾けてそぐように入れると、クープがきれいに開く。

     刷毛に油をつけ、クープの上で傾けて切り目に油をたらす。

    画像7: つくり方

    油でカサつき防止
    油をたらすと、焼き上がりに白っぽくカサつかない。

    10 天板にクッキングシートごとまな板から滑らせるように生地をのせ、天板のすき間に耐熱容器に入れた熱湯を置く。250~300℃で18分焼く。

    画像8: つくり方

    きれいな焼き上がりのポイント
    熱湯を入れると乾燥しにくく、クープがきれいに開く。作業は手早く行う。

    画像9: つくり方

    * * *

    ▼鈴木あつこさんの米粉パンレシピはこちら

    〈撮影/山川修一 スタイリング/蓮沼あい 取材・文/中村 円〉

    ※本記事は『米粉が恋したパンレシピ』(扶桑社)からの抜粋です。

    『米粉が恋したパンレシピ』(鈴木あつこ・著/扶桑社・刊)

    画像5: 米粉のかんたん「バゲット」のつくり方。中はもっちり、皮はパリッ!バゲットのおいしさを米粉でも/あつあつパン教室・鈴木あつこさん

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    「生地をこねたり、長時間かかったり……パンづくりって難しくて大変そう」そんなふうに思っている人におすすめなのが米粉パン。

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    定番のもちふわ食感のほか、「サクふわ」「ガリじゅわ」「つぶつぶ」「とろ~り」などのバリエーション豊富な食感を楽しめる1冊です。

    【CONTENTS】
    ・米粉パンはうれしいことずくめ
    ・基本の作り方
    ・おいしく作るための7つのポイント
    ・基本の材料
    ・基本の道具
    ・おいしい食べ方と保存のコツ

    ● PART1 もっちりふわふわ米粉パン
    ・基本の丸パン
    ・バラエティーちぎりパン
    ・ガリじゅわごまバター
    ・BIG 餃子ドッグ
    ・大豆粉パン
    ・黒糖バターパン など

    ● PART2 つぶつぶカリカリ米粉パン
    ・パリッとロングソーセージパン
    ・バナナチョコスティックパン
    ・パリパリベーコンチーズ
    ・みそマヨコーンエピ
    ・サクサク紅茶メロンパン
    ・さくっと薄焼きスイーツ など

    ● PART3 しっとりとろ~り米粉パン
    ・あんバターロール
    ・とろ~りチョココルネ
    ・2種のドーナツ など

    ● COLUMN
    ・サイリウムなしふわふわ食パン
    ・気軽にできる!米粉のおやつ

    \ 人気シリーズ!米粉パンのレシピ本 /

    『お店みたいなあつあつ米粉パン』(鈴木あつこ・著/扶桑社・刊)

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    『まるめてふっくら!魔法の米粉パン』(鈴木あつこ・著/扶桑社・刊)

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    鈴木あつこ(すずき・あつこ)
    愛知県在住。毎日のように小麦粉パンを焼いて13年以上、米粉パンに夢中になって7年になる。誰でも簡単にお店みたいなパンがつくれる「あつあつパン教室」を開催。YouTubeでもレシピ動画を公開し、簡単でつくりやすいレシピが人気を呼んでいる。著書に『世界一作りやすい本格おうちパン』(KADOKAWA)、『お店みたいなあつあつ米粉パン』『まるめてふっくら!魔法の米粉パン』(共に扶桑社)、『小学生のパンづくりブック ぜ~んぶひとりでできちゃう!』(家の光協会)がある。将来の夢は簡単でおいしい米粉パンをいまよりもっとたくさんの方に知ってもらうこと。



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