• スペースが限られる小さな台所では、本当に必要なものだけを選び、長く使うことが大切です。jokogumo店主の小池梨江さんは、自然素材の道具を中心に、使い続けるほどに味わいが増すものを厳選。収納や色の統一にも工夫を凝らし、心地よく整えています。今回は、そんな小池さんの手放せない「手仕事の台所道具」を紹介します。
    (『天然生活』2025年5月号掲載)

    暮らしに溶け込む自然素材の道具たちを長く使い続ける

    さまざまな手仕事の台所道具を見てきた小池さん。

    自分好みにリノベーションしたこだわりの台所には、お気に入りの道具たちが見た目も美しく、機能的に収まっています。

    「道具を選ぶときに一番大事にしているのは、途中で買い替えなくてもいいように、長く使いつづけられるものであること。使い込んで色が変化したり傷がついたりするのも、自然素材ならではの味わいとなるので、使っていて気持ちがいいですよね」と語ります。

    自然素材の道具が集まることで、台所全体にまとまりも生まれて、道具そのものがインテリアの一部になっています。

    「もちろん自然素材以外の台所道具もありますが、黒か白、ブルーのどれかに色を決めることで違和感なく溶け込みます」

    小池さんのもうひとつの道具選びのポイントは、「収納のしやすさ」です。

    最初に収納する場所を決めて、そこに収まるものを探すのが小池さんの流儀。

    収納するときは、1回で取り出せるようにして、出し入れの手間を省くようにしています。

    使いやすい道具が使いやすい場所に収まった機能的な台所になっているからこそ、道具が生かされていきます。

    手放せない台所道具
    手仕事の道具

    小久慈焼
    すり鉢・SS

    画像: 小久慈焼 すり鉢・SS
    画像: すり鉢SS 直径10×高さ5.5cm、すりこぎ棒S 13cm/jokogumo

    すり鉢SS 直径10×高さ5.5cm、すりこぎ棒S 13cm/jokogumo

    手のひらにすっぽり収まるSSサイズのすり鉢は、ごま“だけ”をするのにぴったり。

    小さいから気軽にごまをすれるので、ごまあえの頻度も増えました。

    すったごまを薬味としてそのまま食卓に出したりもします。

    小久慈焼
    片口

    画像: 小 直径9×高さ5.5cm、中 直径12×高さ6.5cm/jokogumo

    小 直径9×高さ5.5cm、中 直径12×高さ6.5cm/jokogumo

    素朴で温かみのある形で、日常使いできる片口。

    小サイズは卵1個を溶く、納豆1個を混ぜるのにぴったり。

    わが家ではもっぱら卵を溶く用に使っています。

    片口につゆやたれはもちろん、おひたしを入れて使っても。

    篠竹の楕円手付きざる

    画像: S 幅17.5×奥行き10×高さ3.5cm、M 幅21×奥行き13×高さ3.5cm、L 幅24×奥行き15.5×高さ3.5cm(入荷不定期。入荷時によりサイズは異なります)/jokogumo

    S 幅17.5×奥行き10×高さ3.5cm、M 幅21×奥行き13×高さ3.5cm、L 幅24×奥行き15.5×高さ3.5cm(入荷不定期。入荷時によりサイズは異なります)/jokogumo

    両脇に持ち手のあるサイズ違いの楕円形のざるは、台所の限られたスペースで重宝します。

    しまうときは入れ子にしていますが、吊るしてもOK。

    Sサイズのざるにはおにぎりをのせたり、えだ豆を入れて食卓へ。

    画像: 篠竹の楕円手付きざる


    <撮影/星 亘 取材・文/工藤千秋>

    小池梨江(こいけ・りえ)
    東京・神楽坂にある生活道具店「jokogumo(よこぐも)」店主。民芸の器や手仕事の木工品、自然素材の台所道具など、全国を回って集めた「長く使いつづけられる、心地よく使える、環境の負担にならない」品々はオンラインショップでも購入が可能。不定期で手仕事ワークショップなども行う。https://www.jokogumo.jp/

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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