• 庭がなくても、緑のある暮らしは始められます。マンションのベランダという限られた空間でも、床や植物を少しずつ整えていくことで、心地よい居場所へと育っていきます。今回は、「みどりの雑貨屋」RIKAさんに、植物を引き立てる「背景」づくりのコツを教えていただきました。

    植物を引き立てる「背景」のつくり方

    木の床を敷き、 ベランダガーデンが日常の一部になってくると、 次に気になり始めたのは、 植物の後ろに広がる壁の景色でした。

    ベランダの壁は、 建物によって色や素材がさまざまです。

    すっきりとした壁も魅力的ですが、 植物を置き始めると、 少し無機質に感じることがあります。

    そんなとき、 壁際に木の表情を加えるだけで、 植物の緑がやわらかく引き立ち、 限られたベランダにも奥行きが生まれます。

    今回は、 植物をより美しく見せる「背景」の工夫についてお話しします。

    足元の次に気になった、壁の景色

    前回、ベランダの床に木を敷いたことで、足元の印象が変わり、鉢や植物が自然になじんで見えるようになったことをお話ししました。

    ▼前回の記事▼
    「マンションで楽しむ『ベランダガーデン』の床板DIYアイデア。無機質なベランダを“植物が映える”心地いい空間に」 では、ベランダに鉢をひとつ置くところから、小さな景色が生まれることをお話ししました。今回は、その続きです。

    足元が整うと、ベランダガーデンへの愛着がますますわいてきます。

    「次はどんなふうにしてみようか」と、少しずつアイデアが浮かぶようになり、ベランダの写真を撮ってSNSに投稿することも、より楽しくなっていきました。

    カメラの勉強をはじめたのも、このころです。

    画像: 写真に残してみると、植物だけでなく、その後ろに映る景色も大切なのだと気づきました

    写真に残してみると、植物だけでなく、その後ろに映る景色も大切なのだと気づきました

    愛着がわくにつれ、今度は植物の後ろにある壁が気になりはじめました。

    コンクリートの壁をそのまま背景にするよりも、もう少し自然な景色にできないだろうか。

    ベランダの一角が、小さな庭のように見えたらいいなと思うようになりました。

    板壁を、まずは立てかけてみる

    そこで取り入れたのが、木板をスノコ状に組んだ板壁でした。

    白いペンキを塗り、女性ひとりでも持ち運べるくらいのサイズのものを、壁際に立てかけてみることにしました。

    最初から大がかりなことをしなくても、まずは植物の後ろに木の板壁を添えるだけ。

    植物との相性を見ながら、少しずつ景色を整えていきました。

    画像: 我が家の板壁は、高さ120cm、幅約60cm。ベランダで使うものなので、湿気や雨による腐食を防ぐため、裏面にもペイントしています

    我が家の板壁は、高さ120cm、幅約60cm。ベランダで使うものなので、湿気や雨による腐食を防ぐため、裏面にもペイントしています

    すると、細い葉の植物はより軽やかに見え、丸い葉の植物は一枚一枚の形が印象に残るようになりました。

    それだけでなく、鉢の表情も、そばに置いた小さな雑貨も、いつもより魅力的に見えたのです。

    背景を少し整えるだけで、植物の見え方はこんなにも変わるのだと驚きました。

    画像: 木の背景に、ユーカリ・ポポラスの丸い葉がやわらかく浮かび上がり、光を受けた葉色もより印象的に

    木の背景に、ユーカリ・ポポラスの丸い葉がやわらかく浮かび上がり、光を受けた葉色もより印象的に



    <写真・文/RIKA>

    RIKA/ 「みどりの雑貨屋」コーディネーター
    関西に店舗を展開する、植物とそれに似合う雑貨のお店「みどりの雑貨屋」でブランドストーリーの企画や発信を担当。自宅マンションでは、ベランダガーデニングやDIYを楽しみながら、心地よいグリーンのある暮らしを実践。植物と鉢、雑貨を組み合わせた“みどりのある心豊かな暮らし”をSNSで提案している。
    インスタグラム:@skipkibun_rika
    「みどりの雑貨屋」公式サイト:midorinozakkaya.com



    This article is a sponsored article by
    ''.