• 83歳の多良久美子さん。息子は最重度知的障がい、娘は早逝……。苦労の多い暮らしのなかでも、家事に「仕事」として張り合いをもち、家の中で小さな楽しみを見つけながら、50年間過ごしてきました。“常に効率重視 ”という多良さんのほどよく手間を省く料理の工夫と、お気に入りの「せいろ蒸し」を教えていただきました。
    (『83歳の私を支える家仕事』より)

    多良久美子さんの蒸し料理

    画像: 多良久美子さんの蒸し料理

    せいろに材料を入れて蒸して、そのまま食卓に。自家製のネギダレを添えて。

    つくり方

     肉や野菜はお好みで。火が通りにくい野菜は薄くカットする。

    画像1: つくり方

     せいろにクッキングシートを敷き、材料を並べる。

    画像2: つくり方

     鍋の水が沸騰後、せいろをのせる。火が通りにくいものが下段。

    画像3: つくり方

     湯気が出てから15分ほど、材料に火が通るまで蒸す。

    画像4: つくり方

    本記事は『83歳の私を支える家仕事』(すばる舎)からの抜粋です

    〈撮影/林ひろし〉

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    『83歳の私を支える家仕事』(多良 久美子・著/すばる舎・刊)|amazon.co.jp

    『83歳の私を支える家仕事』(多良 久美子・著/すばる舎・刊)

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    家の中は創造性にあふれている
    いつも元気で溌剌とした83歳・多良久美子さんは、家事を「仕事」と呼びます。「仕事」と思うことで張り合いが出て、創意工夫する楽しさが生まれる。毎日尽きることなく家仕事は発生します。「何にもすることがない」というシニアの方も多いけれど、今日、するべき家仕事や、朝起きる理由がある。それに家仕事はした分だけ、おいしいご飯が食べられたり、きれいな部屋で過ごせたり、ちゃんと見返りがある。頭も体も使い、もってこいのエクササイズにも。障害のある子がいて外出のままならなかった久美子さんが、長年培ってきた「家の中を最高に楽しい場所にする」方法を伝授します。


    多良久美子(たら・くみこ)
    昭和17年(1942年)長崎生まれ。8人きょうだいの末っ子。戦死した長兄以外はみな姉妹。2歳のときに被爆。翌年母を癌で亡くし、父と姉たちに育てられる。高校生のときに父の会社が倒産し、進学を断念。24歳で結婚後、4歳で麻疹により最重度知的障がいとなった息子を育てる。娘は早逝。80歳を前に、長く携わってきた社協の仕事を引退、「障がい児・者の親の会」は相談役に。「これからは私の時間!」と、これまで忙しい日々で細切れにしかできなかった趣味の織り物やピアノに、どっぷりつかる日々。料理やインテリアなど「家時間」を楽しむのが好き。姉は、12万部のベストセラー『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』(すばる舎)の多良美智子さん。著書に『80歳。いよいよこれから私の人生』がある。



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