食後の眠気やだるさ、「食べ方」が関係しているかも

昼食を食べたあと、猛烈に眠くなる。午後になると体がだるく、仕事や家事に集中できない。夕方になると無性に甘いものが欲しくなる。「最近、疲れが取れなくなったな」「年齢のせいかな」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、その疲れや眠気には、毎日の「食べ方」が関係していることがあります。たとえば、ひとりでとる昼食をうどんやパンだけで済ませる。小腹がすいたらお菓子を食べ、食後には甘いカフェラテやフラペチーノを飲む。こうした食生活では、知らないうちに糖質に偏りやすくなります。
もちろん、糖質そのものが悪いわけではありません。糖質は、体や脳を働かせるための重要なエネルギー源です。ただし、「糖質だけ」に偏った食事や、一度に多くとる習慣は、食後の血糖値を大きく変動させ、眠気やだるさにつながることがあります。
こうした糖質に偏った食べ方に伴う食後の眠気やだるさを、ここではわかりやすく「糖質疲労」と呼びます。今回は、その仕組みと抜け出し方を紹介します。
〈文/梶 尚志〉

梶 尚志(かじ・たかし)
梶の木内科医院院長、七夕医院総院長。
総合内科専門医、腎臓専門医、家庭医、日本抗加齢医学会専門医。
2000年、岐阜県可児市に梶の木内科医院を開設。年間約5万人の患者を診察するなかで、通常の診察では解決できない不調が多いことに危機感を感じ、改善策を模索。分子整合栄養医学との出会いをきっかけに、不調の原因が栄養状態にあることを確信する。以来、栄養学的なアプローチから治療と生活指導を行い、2025年7月に名古屋分院、名古屋七夕医院名古屋院を開院、多くの女性の不調の改善に取り組んでいる。





