手編みで描く四季のミトン〈冬〉
雪の結晶をモチーフにした編み込み模様のパターン|小林ゆかさん
多色の毛糸で美しい模様をつくるだけでなく、裏側に糸が渡るので糸が重なり、とても暖かに仕上がる “編み込み模様”。ヨーロッパの厳しい冬の寒さから生まれた伝統的な技法ですが、人気ブランドのニット製品の制作や書籍や雑誌で多くの作品を発表している、編みもの作家・小林ゆかさんが、日本の四季をモチーフにした編み込み模様のオリジナルパターンを教えてくれました。今回は、冬の夕暮れにはらはらと舞い降りてくる「雪の結晶」をモチーフにしたパターンのお話です。