できあがり
シンプルチキンカレー(定番チキンカレー)のつくり方
このチキンカレーは特に凝ったことをするわけでなく、一番簡単にチキンカレーを作る基本の作業で仕上がります。
スパイスさえ揃えればよいのです。
シンプルなだけに、おいしさの決め手は、トマトの選び方です。
高級な甘みの強いものより、酸味と甘みのバランスがよく、水っぽくない果肉のしっかりしたものを使うとよりおいしく仕上がります。
使うスパイス
材料(つくりやすい分量)
● 鶏もも肉(皮をむき、ひと口大に切る) | 400g |
● 植物油 | 大さじ2 |
● A | |
・グリーンカルダモン | 5個 |
・カシアバーク(またはシナモン) | 5cm |
・クローブ | 6個 |
● クミンシード | 小さじ1/2 |
● 赤玉ねぎ(みじん切り) | 中1個 |
● しょうが・にんにくのすりおろし | 各大さじ1強 |
● 青とうがらし(ヘタを除き、みじん切り) | 1本 |
● チリパウダー | 小さじ1.5 |
● トマト(みじん切り) | 中1個 |
● B | |
・コリアンダーパウダー | 大さじ1 |
・クミンパウダー | 小さじ1 |
・ターメリックパウダー | 小さじ1/4 |
・フェンネルパウダー | 小さじ1/2 |
● ガラムマサラ | 小さじ1/2 |
● 香菜(みじん切り) | 大さじ3 |
● 塩 | 小さじ1~好みの量 |
● バスマティライス | 適量 |
始める前に
鶏もも肉は、ターメリック小さじ1/4、レモン果汁小さじ1、塩小さじ1/8(全て分量外)をもみ込んでおく。
煮込む時間がない場合にはヨーグルト大さじ2も揉み込んでおくと鶏が早く柔らかくなる。
つくり方
1 厚手の鍋に油、Aを入れ弱めの中火で加熱する。
2 グリーンカルダモンが膨らんできたら、クミンシードも加え、クミンシードの周りに泡が立ってきたら赤玉ねぎを入れる。
3 赤玉ねぎが柔らかくなり角が茶色くなったら、しょうが・にんにく・青とうがらしも加え、にんにくの香りがしてきたらチリパウダーも加え火を止める。
4 そのまま混ぜ続けていると艶が出てくるので、トマトも加え火を弱めの中火に戻し、混ぜながら、写真くらいになるまで、加熱する。
5 トマトがペースト状になったら、Bのパウダースパイスも加えそのまま30秒ほど混ぜ、鶏肉も加えて混ぜながら加熱する。
6 鶏肉が白くなったら、水200ml(分量外)・ガラムマサラ ・香菜・塩も加え、沸騰したら火を弱めて蓋をして20分ほど加熱する。
仕上げに
香菜(分量外)適量をかけ、バスマティライスとともに、器に盛る。
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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
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