料理家の松田美智子さんに稚鮎のアヒージョのつくり方を教えていただきました。オリーブオイルでやわらかく煮込んだ稚鮎は骨までやわらかく、ほろ苦い大人の風味が味わえます。稚鮎は鮮度が命なので、新鮮なものを選んで、早めに調理をしてくださいね。
稚鮎のアヒージョのつくり方
骨まで柔らかい稚鮎のアヒージョ。
蓼(タデ)がない場合は、ねぎや香味野菜でも。
材料(10尾分)
● 稚鮎 | 10尾 |
● A | |
・にんにく(芽を除き、叩いてつぶす) | 1かけ |
・赤とうがらし | 1cm |
・塩 | 小さじ1 |
・粗挽き白こしょう | 少々 |
・白ワイン | 大さじ3 |
・オリーブオイル | 1/2カップ |
● 蓼の葉(イタリアンパセリで代用可) | 1/2カップ分 |
● 魚醤(できれば鮎の魚醤) | 約小さじ1 |
つくり方
1 小鍋に稚鮎を並べ、Aを加え、蓼の葉を、全体を覆うように載せ、蓋をして15分中火にかける。
2 仕上げに味をみて、魚醤(鮎の魚醤)で味を整える。火を切り、少しおちつかせてからいただく。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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