• 手を動かして季節を楽しむためのアイデアを、愛媛で小さな自給自足の日々を送る池田じゅんみさんの暮らしを通して紹介します。あっという間に過ぎ去る季節。いましかできない楽しいあれこれ、やり残していませんか? 今回は、雨の日にぴったりの6月の家仕事のお話です。

    家にこもって、雨の日は

    こんにちは。愛媛で小さな自給自足の日々を送る、池田じゅんみです。

    植物がたっぷり潤う梅雨の季節がやってきましたね。

    私にとって雨の日は、庭や畑仕事を休めるので家仕事がはかどる日。後まわしにしてしまっていた蔓かご編みを完成させたり、ハーブで虫よけスプレーつくったり、換気扇を掃除したり、昼寝したり。家にこもれる日にはやりたいことがたくさんあります。

    6月は、畑では夏野菜がぽつぽつ採れだす頃。保存食づくりの本命・らっきょう仕事もうんと楽しみます。そろそろ、3年目の田植えも始まります。

    ある雨の日の、私の蔓かごづくり

    秋冬に山で採取していたオオツヅラフジの蔓で編んだ平かごです。編みかけのまま、数カ月放置していましたが、雨ごもりを機に制作再開。

    水をたっぷりはったバケツに一日浸し、蔓のしなりを戻してから編み進めます。

    画像: オオツヅラフジの蔓は、太くまっすぐなため、編みやすいのが特徴です

    オオツヅラフジの蔓は、太くまっすぐなため、編みやすいのが特徴です

    画像: お皿のように平たく仕上げたくて、ふくらみを直すために試行錯誤。最終的に、海で拾ってきた石の重みで形を整えました

    お皿のように平たく仕上げたくて、ふくらみを直すために試行錯誤。最終的に、海で拾ってきた石の重みで形を整えました

    画像: 完成したものは収穫かごに。青い花はボリジ。ほんのりあまくて、とってもおいしい、お気に入りの花です

    完成したものは収穫かごに。青い花はボリジ。ほんのりあまくて、とってもおいしい、お気に入りの花です

    6月に楽しむ、わが家の手づくり歳時記

    ●らっきょうで保存食づくり

    画像: 小屋で選別作業。たね球と食べる分とを分けます。大きくてしっかりと育ったものをたね球として残します。皮むき後に量ると、食べる分だけで1キロありました

    小屋で選別作業。たね球と食べる分とを分けます。大きくてしっかりと育ったものをたね球として残します。皮むき後に量ると、食べる分だけで1キロありました

    保存食づくりで、らっきょう仕事が一番好きです。

    2年ほど前、友人宅からたね球を分けてもらい、わが家の畑でも栽培できるようになりました。

    1年かけてようやく実ると、その姿にじ〜ん。人生初の収穫ができました。私の歴史を「人生ゲーム」に例えるなら、この初らっきょう収穫はきっと大きなイベントとしてマスに記すことでしょう。駒はもちろんピカピカのらっきょう型で! おおげさのようだけど、私にとってはそれほど大きな夢でした(ばんざーい!)。大事に食べて、たね球も大切に継いでいます。

    画像: 甘酢にはきび砂糖を使うので色が濃いめです。中央は出来立てのもの、左は一年漬けたもの。時間が経つと味の深みも増し、色も変わります。漬け汁を使った、簡単ならっきょうのピクルスもつくります

    甘酢にはきび砂糖を使うので色が濃いめです。中央は出来立てのもの、左は一年漬けたもの。時間が経つと味の深みも増し、色も変わります。漬け汁を使った、簡単ならっきょうのピクルスもつくります

    ●大好きなすももの収穫

    画像: 好きなだけ採っておいきといってくださり、お言葉に甘えてたっぷり収穫

    好きなだけ採っておいきといってくださり、お言葉に甘えてたっぷり収穫

    すももの時季は、そわそわします。

    大好きなすももは旬がとても短いので、以前は、入荷を逃さないよう、産直店に問い合わせをしていたほどです。

    そんな話を友人にしていると、「うちの山にも木があるよ」と誘ってくれて、なんと収穫できることに(感激!)。お義父さまが中学生のときに植えた木だそうで、ふたつの袋いっぱいに収穫できました。

    持ち帰った後は、すもも酒、すももシロップ、コンフィチュールなどをつくりました。すぐに痛んでいってしまうので超特急で手を動かします。

    家中に甘酸っぱい香りが充満し、なんとも幸せな時間です。

    画像: 息子も宿題しながらおやつにつまみます

    息子も宿題しながらおやつにつまみます

    画像: 大きな瓶に仕込んでも、まだまだいっぱい。ご近所さんにおすそ分けしにいった先でおしゃべりに花が咲くこともしばしば

    大きな瓶に仕込んでも、まだまだいっぱい。ご近所さんにおすそ分けしにいった先でおしゃべりに花が咲くこともしばしば

    画像: 汗だくで下校してきた息子は冷蔵庫へ直行。まずは冷たいすもも牛乳でクールダウン。おつかれさま

    汗だくで下校してきた息子は冷蔵庫へ直行。まずは冷たいすもも牛乳でクールダウン。おつかれさま



    池田じゅんみ(いけだ・じゅんみ)
    山愛好家。愛媛で家族と共に小さな自給自足の日々を送り、その様子をインスタグラムから楽しく発信。
    Instagram:@junmiikeda



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