夏の風物詩「流しそうめん」も手づくりで
こんにちは。愛媛で小さな自給自足の暮らしを楽しむ、池田じゅんみです。
キラキラと明るく輝く光と熱気に満ちた、楽しい季節がやってきました。私が思い描く田舎暮らしの「夏」といえば、なんといっても「流しそうめん」です。
そこで、「本物の竹を使ってやりたい~!」と家族に猛烈アプローチ。ついに、小さな庭で池田家オリジナルの流しそうめんができるようになりました。
当日は、そうめん以外にもミニトマトやキュウリなども一緒にコロコロと。シークレットのあめ玉やゼリーを流すと、子どもたちのテンションはピークに達し、大盛り上がり。その姿を見て、大人たちも、またうれしい。
それは、それは、とても楽しい時間なのですが、主婦の私としては、流しっぱなしの水が少し気がかり。なんとかできないかと夫婦で考え、新バージョンが完成しました。
竹の角度も変えられるように4本をつなげて、庭や畑の水やりも同時にできる一石二鳥の仕様。これで水も気にせず、思いっきり楽しめるようになりました。
7月に楽しむ、わが家の手づくり歳時記
つくりおきで、夏野菜のカラフルピザ
小さな畑がカラフルに彩りはじめたら、それがピザづくり開始のサインです。
収穫した玉ねぎ、ピーマン、ミニトマト、きゅうり、オクラ、ナス、ゴーヤ、にんにくなどを、刻んだり、炒めたり。あとは、好きなように生地にトッピングして焼くだけ。トマトソースももちろん自家製。
ピザ生地は、大きな2枚分を8等分にしてミニサイズで使っています。小さい方が扱いやすくて便利なのと、オーブンに2枚並べて焼けるようにしました。
具材の残りは、サラダやパスタやチャーハン、スープにも展開できるので、夏の間は、このつくりおきが大活躍します。
ピザってみんな大好きだし、野菜がたっぷり摂れるし、朝でも昼でもおやつでも夜でも、お客さまにお出ししても、どんなシチュエーションにも合うし。つくり置きのアレンジとしては最強ではないでしょうか。
ラディッシュ菜の水餃子づくり
以前に旅で訪れた、大好きな台湾で水餃子のおいしさを知りました。
日本では餃子といえば焼餃子のイメージですが、台湾では水餃子です。
あちこちの現地の名店を食べ歩いたことで、「こんなおいしい水餃子を、家でも、ぱぱっとつくりたい!」と、やる気がムクムクとふくれあがり、いまも、畑の野菜を使って練習しています。
シンプルなレシピに出合えてからは、餃子の皮も気軽に自前できるようになりました。
青菜が少ない夏の時期でも、ほぼ年中栽培できるラディッシュの葉の部分で代用できます。大根菜よりは細くて水菜に似ているけどワイルド感があり、シャキシャキした歯ごたえが水餃子にぴったり。お気に入りの具材です。
焼くより茹でる方が簡単だし、つるんとしていて、モチモチの皮もおいしいし。
もっともっと練習して、うちの大定番にするつもりです。
おまけの話「夏の工作・竹とんぼ」
そうめん流しで満ぷくになったあとは、余った青竹で竹とんぼづくりを。
夫と息子が改良に改良を重ねてできた4作目が本当によく飛び、なんだかみんなで楽しくなって、ワイワイと夢中になって遊びました。
愛猫のハナとトラのにゃんころズも、ピューと空を切る竹とんぼの動きが気になるようで、ストーブの影からと梁の上からと顔をひょっこり。
あちこちにビュンビュン飛ぶ様子に釘付けになっていた2匹の姿もかわいかったです。
池田じゅんみ(いけだ・じゅんみ)
山愛好家。愛媛で家族と共に小さな自給自足の日々を送り、その様子をインスタグラムから楽しく発信。
Instagram:@junmiikeda