おうちで手軽につくるナン
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
夏は辛いものも食べたくなる時期、個人的にも辛いものがとっても好きなので、8月は暑い時期に食べたい、発酵食品を使った「からいもの」にまつわるものをご紹介します!
前回は辛いものの王道、カレー。ヨーグルトを使ったヨーグルトポークカレーをご紹介しました。
カレーはごはんと合わせるのももちろん美味しいですが、ナンと一緒に食べるのもおいしいですよね。私もナンが大好きで、インドカレー屋さんに行く時は必ずナンを注文します。外食がなかなか気軽にできなくなった時期に、おうちでもナンをおいしくつくれないかなと思いまして、考えてみました!
おうちでつくるのだから、あまり大変ではなく、そして、カレーはランチに食べることも多いので、ささっと洗い物も少なくできたらと色々つくってみました。試行錯誤していると、なんと発酵食品がよい役割をしてくれたんです!
甘酒とヨーグルトを使えば、発酵いらずでふわふわもちもちのナンに
ポイントは甘酒、それからヨーグルト。このふたつを使うと、生地を発酵させなくても香り良く、ふわふわ、もちもち食感に仕上がります。フライパンですぐに焼けるのでランチにもおすすめです。
同じヨーグルトを使っているヨーグルトポークカレーにはもちろん相性抜群ですし、いろいろなカレーによく合います。
おうちカレーに合わせたい「かんたん甘酒ナン」、ぜひお試しくださいね。
次回は、ゴーヤとトマトのチゲ風をご紹介します。冷房などで冷えた体にもおすすめです。よろしければ、そちらもお楽しみに。
かんたん甘酒ナンのつくり方
材料(2枚分)
● A | |
・薄力粉、強力粉 | 各60g |
・ベーキングパウダー | 小さじ1 |
・塩 | ひとつまみ |
● B | |
・プレーンヨーグルト | 大さじ2 |
・甘酒(ストレートタイプ) | 大さじ3 |
・オリーブオイル | 大さじ1/2 |
・水 | 大さじ1 |
1 ボウルにAを入れ混ぜ、Bを加え混ぜ、なめらかになるまでこねる。ラップをかぶせて10分置く。
2 生地を少しこね直し、カードで半分に切る。台にくっつきそうであれば打ち粉(強力粉/分量外)をふり、麺棒でナンの形になるように伸ばす。
3 弱めの中火で熱した大きめのフライパンで両面焼き色をつける。好みでココナッツオイルやバター(適量/分量外)をのせる。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
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