野鳥のための家づくり
みなさんこんにちは。
愛媛で小さな自給自足を楽しんでいる池田じゅんみです。
わが家の庭には、1年を通していろんな野鳥が遊びに来ます。海や池にほど近い立地条件から、メジロに、ハクセキレイ、シジュウカラ、イソヒヨドリなどから、ときには家の野鳥図鑑の表紙を飾っているカワセミまでが来ることも。
かわいい鳴き声や姿は、日々の暮らしに癒しと彩りを与えてくれます。
毎夏忘れず、庭に植えているのが、ひまわりです。夏らしい元気な花を愛でる楽しみもありますが、一番は庭にやってきてくれる鳥たちに種のおすそわけをするためです。
花後に、翌年分の種を確保したら、残りは餌台に。庭で採れた種を食べてくれたらうれしいなぁと、小さな来訪者を待ちながら野鳥観察する日々。
種を食べた鳥たちが、どこかで落として、私の知らない土地でわが家のひまわりが咲いているかも……そんなことをワクワクと想像しながら、かわいい鳥たちに幸せを分けてもらっています。
9月に楽しむ、わが家の手づくり歳時記
切って、削って、竹の調理道具
夏の暑さが少しずつ和らいで畑も落ち着いてくる9月、採取していた竹で木工に挑戦。
家にある竹製品をお手本に、見よう見まねの自己流ですが、なかなかいい感じに出来上がりました。
のこぎりで切って、鉈で割って、小刀でこつこつ削るだけ。ちいさなへラやスプーンであればひとつ2~3時間もあればできます。
固い節の部分をヘラの付け根部分に使うと強度が増しますよ。
自家製ヘラのモデルは、以前、台湾旅行でせいろを買ったお店の優しいおじさん店主がおまけでつけてくれた細長い1本。
日本では見かけたことのない形でしたが、素朴でシンプルな形が気に入りバターナイフとして使っていました。2度目の台湾旅行で本場の使い方を知ったのですが、これは餃子づくりで餡をすくう道具でした。おおお~なるほど!!
それからわが家でも餃子や肉まんをつくるときは、必ずこの自家製の竹ヘラを使います。
再び海外旅行に行ける日を待ちわびながら、ステイホームを楽しんでいます。
アジサイのドライフラワーで気がついたこと
みなさんは、アジサイのドライフラワーづくりで失敗した経験はありませんか?
風通しのよい場所にただ逆さに吊るしておくだけでいいと思い込んでいた私は、数々の失敗を繰り返してきました。
なぜ駄目だったのかな、とあれやこれやと考えて、ようやくたどり着いた答えが「アジサイのなごりの時期」ではなかった。ただ、それだけでした。
このなごりの時期にドライフラワーやリースをつくると、形が保たれて一年以上もつことが栽培経験から分かりました。このことが分かってから、やっと失敗することがなくなったのでした。品種にもよるかと思いますので、あくまでもご参考に。
「アジサイのドライフラワーを上手につくるポイント」
野菜に「はしり(出始め)、さかり(旬)、なごり(旬の終わり)」の時期があるように、アジサイにもあります。「はしり」は、お水たっぷりの花瓶に入れていても、ふにゃふにゃと弱々しく、「さかり」のときは花瓶できれいな姿を見せてくれてもドライフラワーにするにはまだ適さず、「なごり」は鮮やかさやみずみずしさが抜けていくと同時に花弁がしっかりしてきます。池田家では、この「なごり」時期のアジサイを使うようにしています。
トマトケチャップは、自家製が1番!
9月に入ってもまだまだ現役の畑のミニトマト。収穫量が増えて食べるのが追いつかないときには、ケチャップにします。
ミニトマトなので大量の湯剥きが大変ですから、フードプロセッサーでトマトの皮が気にならないぐらい滑らかにするのがわが家流です。億劫になりそうな手間は大胆に省いて気楽につくります。
フードプロセッサーでジュース状にしたものに、すりおろした玉ねぎとにんにくを少し加えて、半量ぐらいまで煮詰めたら(お好みのゆるさに)、基本は、酢、塩、はちみつで味つけするだけ。
わが家では途中で庭のハーブを刻んでいれます。子どもも食べやすいように、ハーブは控えめに。
このケチャップが食べたくて卵を焼いたり、揚げたてのフライドポテトにディップしたり、ケチャップライスにしたりしています。さっぱりしているので、もりもりのせても味がしつこくならず、おすすめですよ。
いただきます