料理家の松田美智子さんに里芋のオーブン焼き味噌風味のつくり方を教えていただきました。皮ごといただけるので外はパリッとした食感に。中は味噌が馴染みホクホクとした食感を楽しめます。
里芋のこと
イモ類の中で特にカロリーが低く、ヘルシー。カリウムが多く、余分なナトリウムの排出を促すため、高血圧の改善に役立ちます。
里芋の特徴は、独特のぬめり成分にあります。このぬめりは水溶性食物繊維です。また、さといものでんぷん粒子はほかのいも類よりより小さく、加熱するとなめらかな食感の料理になります。
里芋の下処理の仕方
1 里芋はスポンジで擦り洗いをする。強く洗いすぎず、お尻から先に向かってこすり洗いするのがポイント。洗ったら一度乾かして使う。保存するときは、ペーパータオルで包んで、ナイロンの袋に入れて冷蔵庫で保存するとよい。
里芋のオーブン焼き味噌風味のつくり方
皮ごと焼くことによって香ばしい香りが堪能できて栄養価も抜群。
材料(つくりやすい分量)
● 里芋(皮ごと縦半分に切る) | 4個 |
● オリーブオイル | 大さじ2 |
● A | |
・ 味噌 | 大さじ1 |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ オリーブオイル | 大さじ2 |
・ 白胡椒 | 少々 |
つくり方
1 下処理した里芋にオリーブオイル大さじ2を絡めて、オーブンの焼き網に、切り口を上にして並べる。
2 オーブンの予熱を250℃にして、オーブンに入れ、5分焼いたら、合わせたAを、切り口にのせる。さらに5〜7分焼く。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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