春はすぐそこ。私を癒す「庭仕事」と「編み物」の楽しみ
皆さん、こんにちは。愛媛で小さな自給自足の暮らしを楽しむ池田じゅんみです。
寒さがピークに達する2月。温暖な愛媛でも雪がちらちらと降り、体の芯から冷える時季。まだまだ冬ごもりしたいところですが、庭木の剪定という大事な作業があるので、重たーい腰を上げて庭仕事をがんばります。
休眠している庭木たちをこの時期に整えて、春への準備をしていきます。
いつもご機嫌で庭仕事ができるに越したことないのですけど、そんなに上手くはいかないものです。
ときには寝られないほど腹が立った夫婦喧嘩(ごくたまにあります!)や、子育てで煮詰まったときのモヤモヤを抱えながら庭仕事に向き合うことも。
それでも、植物や土に触れているだけで、すーっと落ち着いてくるから不思議。家から一歩出るだけで深呼吸できる庭の存在は、私を大きく支えてくれています。
庭を整えつつ呼吸を整える。呼吸を整えつつ、頭を整理する。良いエネルギーの使い方だなって思っています。
そして、寒い寒い庭仕事が終わると、ぬくぬくの室内へ入って、編み物を楽しむのが定番。単調な手作業を繰り返す編み物も頭の中を整えられます。大好きな時間のひとつです。
庭のミモザが咲いた日には
庭のミモザは生命力がひと際強く、ぐんぐんもじゃもじゃと成長します。
こちらが成長スピードに追い付けず、管理にかなり手間がかかるほど。それでも、雪がちらつく2月に、早々とかわいい黄色のポンポンをつけたミモザが開花してくれると心も踊ります。
小さな蕾たちがぽつぽつとはじけて、ふわっふわの花が開いていくミモザのなんてかわいいこと。
手が届かなくなったところは高枝切ばさみを使って、お散歩中のご近所さんやお友達におすそ分けしたり、ドライフラワーにしたり、リースをつくったり。
自宅にも飾りますが、わが家には猫の姉妹がいるので、室内はほどほどに小屋に飾るようにしています。
わが家のミモザの活用法
コサージュづくり
卒入学の準備を意識しはじめる3月。
ミモザで生花のコサージュをつくってみるのはいかがでしょうか。
ミモザでなくてもお好きなお花を少し束ねて、マスキングテープをぐるぐる巻き付けたうえからさらにリボンを巻き付け、安全ピンでとめるだけです。30分もあればできます。(少々花粉が落ちますのでお気を付けください)
あれは息子の幼稚園卒園式の数日前、たまたまPTA役員メンバーで行ったカフェに大きなミモザの木があって、少し分けていただけないかと恐る恐るお店の方に訪ねてみると、快く分けてくださり、コサージュにすることができました。
それからわが家の庭にもミモザを迎え、早いものであれから6年。来月に控えている小学校の卒業式には、自庭のミモザでつくれるのがとってもうれしいです。
ドライフラワーづくり
室内には小さく生けて
小屋では思い切り華やかに
ミモザの開花につられて、静かにしていたハーブや果樹たちもかわいい新芽を出し始め、そろそろ冬ごもりも終わりに近づいていきます。