実山椒の時期につくりたい、ちりめん山椒
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
6月はじめじめとする時期ですが、初夏の手仕事が楽しく、手仕事好きにとってはうれしい時期です。
今月は、発酵食品も活躍する、季節の手仕事をご紹介したいと思います。
今回は、実山椒の時期にぜひつくってほしい、しっとりタイプのちりめん山椒のつくり方です。
生の実山椒はこの時期しか手に入らないので、私はたっぷり下処理をして冷凍し、楽しんでいます。
実山椒の下処理(アク抜き)の方法はYouTubeでもご紹介しているので、よろしければ、ご覧くださいね。
そして、下処理した実山椒があれば、ちりめん山椒はとっても簡単! 自家製は自分好みの味にできるのがうれしいポイントです。
まずは、ごはんにたっぷりとかけて、おむすびにするのもおすすめです。
次回は、ジメジメした時期に重宝する、さっぱりとした「新生姜の甘酢漬け(ガリ)」をご紹介します。
ちりめん山椒のつくり方
材料(つくりやすい分量)
◎ ちりめんじゃこ | 70g |
◎ 実山椒(下処理したもの) | 大さじ3 |
◎ A | |
・酒 | 大さじ4 |
・みりん | 大さじ3 |
◎ しょうゆ | 大さじ2 |
つくり方
1 鍋にAを入れて火にかけ沸いたら、弱火にしてちりめんじゃこを加えて1〜2分加熱する。
2 1に実山椒、しょうゆを加えて5分ほど水気がなくなるまで煮る。
ポイント
● 清潔な保存容器で冷蔵庫で1週間保存可能です。
● 小分けにしてラップに包んで保存袋に入れ、冷凍保存もできます。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る がある。
新刊『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る が、2022年5月に発売。
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