鶏もも肉のグリルのつくり方
皮つきのままオーブンでこんがり焼いた鶏もも肉のグリル。
焼き上がった鶏肉は熱々で食べるより少し熱をとったほうが、皮がパリッと仕上がりおいしくいただけます。
材料(つくりやすい分量)
● 鶏もも肉 | 1枚 |
● A | |
・塩 | 小さじ1.5~1 |
・酒 | 大さじ2 |
● しし唐辛子 | 適宜 |
● ごま油 | 適宜 |
● 塩 | 適宜 |
つくり方
1 鶏肉は余分な脂を除き、皮の上から串などで数か所穴をあける。とくに、皮の脂の多い部分にしっかりと穴をあける。合わせたAを鶏肉にかけて10分ほどおき、下味をつける。
2 ししとうはへたを切り落とし、串などで数か所穴をあけ、軽く塩をしてごま油をかける。
3 1をグリルに皮を上にしてのせ、240℃に予熱したオーブンで10分焼く。2のししとうを加え、さらに3分焼く。火を止めて余熱で5分ほど火を通す。
鶏もも肉のこと
鶏のももから足にかけての部位である「鶏もも肉」は、筋肉質で、火を通すと弾力があり、ぷりぷりとした食感になる人気の部位です。唐揚げや照り焼き、煮物など、さまざまな料理に使われています。
あっさりした味わいが特徴のむね肉に比べ、もも肉はジューシーでコクのある味わいが特徴。肉特有のおいしさが味わえ、良質なたんぱく質や鉄、ビタミンAなどの栄養素も含まれています。
皮つきのもも肉は、脂質の量が多くカロリーは高めです。皮を取り除くことで脂質の含有量が抑えられ、低脂質、高たんぱくな食材になります。パリッと焼けた皮の風味を楽しみたいときは皮つきのもも肉を、脂質の摂取量を抑えあっさりと楽しみたいときには皮なしのもも肉を選ぶのがおすすめです。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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