• 「どうしてあの人はいつもついているのだろう?」と考えることはありませんか。人気脚本家にして占い師としても活躍する中園ミホさんに、自身の経験と人間観察から見えてきた運を引き寄せるためのヒントを教えていただきました。不安な時代に少しでも「ご機嫌」な毎日を過ごせるように。今回は、「人の贅沢が羨ましくなったら」というお話です。
    (『強運習慣100』より)

    贅沢をしている人が羨ましい時は、その人の生き方そのものが羨ましいか、自分に問いかける

    SNSの時代、誰でも気軽に、いろんな人の暮らしを見られるようになりました。

    誰とどこに行った、何を食べた、何を買った……自分の友達だけでなく、知り合いでもない人の豪華な暮らしを目にして、羨ましくなることもあるでしょう。でも、そこでちょっと考えてみてほしいのです。

    その人のことをトータルでみて、羨ましいですか?

    SNSの投稿は、その人の自慢できる一部分を切り取ったに過ぎません。

    その裏では懸命にきつい仕事をしているかもしれません。人には言えないような苦労をしているかもしれませんし、セレブに見えるけれど、家計は火の車、モラハラ気味の夫に気を使う毎日……という可能性だってあり得ます。

    そういうことも含めて、本当にそういう人生を自分は送りたいのかどうか、少しだけ想像を働かせてみてください。

    お金があってブランドものを持っていることだけは羨ましいかもしれないけれど、他の生き方は真似したいとは思わないかもしれません。

    持っているものやきらびやかに見える部分だけではなく、トータルでその人になりたいのかどうかを、一度検証してみたほうがいいと思います。

    やみくもに人を妬んだり羨ましがったりすると、却って自分の金運を下げてしまいますから。


    本記事は『強運習慣100』(エクスナレッジ)からの抜粋です


    画像: 贅沢をしている人が羨ましい時は、その人の生き方そのものが羨ましいか、自分に問いかける

    中園ミホ(なかぞの・みほ)

    東京生まれ。脚本家。広告代理店勤務、コピーライター、占い師の職業を経て、88年に脚本家としてデビュー。『ハケンの品格』『はつ恋』をはじめ、多数のテレビドラマを手掛け、数々の賞を受賞。また、現在も占い師としての活動を継続中で、これまでの経験を生かして、エッセイ『占いで強運をつかむ』『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』(マガジンハウス)の執筆や、公式占いサイト『解禁!女の絶対運命』(https://nakazono-miho.marouge.jp/)の監修も手掛ける。2023年11月に著書『強運習慣100』(エクスナレッジ)を発売。

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)|amazon.co.jp

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)

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