• 「どうしてあの人はいつもついているのだろう?」と考えることはありませんか。人気脚本家にして占い師としても活躍する中園ミホさんに、自身の経験と人間観察から見えてきた運を引き寄せるためのヒントを教えていただきました。不安な時代に少しでも「ご機嫌」な毎日を過ごせるように。今回は、「いくつになっても夢は叶えられる」というお話です。
    (『強運習慣100』より)

    何歳からでも夢を叶えることはできる。遅咲きこそ、最高な夢の叶え方

    私は早咲きよりも、遅咲きの方が幸せなのではと思っています。

    同じ幸福量であるなら、遅咲きはだんだん良くなっていきますが、早咲きは手にした成功を守らなければならないからです。早くに才能を開花させても、維持するのは並大抵ではありません。

    事情があってできなくなったことも、人生100年時代、今から夢にもう一度挑戦してもいいのではないでしょうか。

    例えば、小さいころに好きだった漫画を描くこと。今はできなくても、定年後や子育てが終わった後に描き始めてもいい。

    65歳から漫画の修行を始めて80歳でデビューするとか、漫画教室の先生になるとか、今ならSNSで発表することも可能です。

    最近では、自分の定年後の生活をSNSで紹介していたら、バズって本を出版する人もたくさんいます。

    見てくれた人が褒めてくれて、自分の好きなことで夢だった本を出せる。そうなったら、本当に最高の人生だと思います。

    実は私は、『アンパンマン』の作者・やなせたかしさんと、子供のころ文通していたことがあります。

    やなせさんが漫画家としてデビューしたのは30歳ですが、ヒットに恵まれず、それでも描き続けて『アンパンマン』がこの世に出たのが49歳の時。テレビアニメになって世間から評価を得たのは69歳の時です。

    いくつになっても夢を持ち続けること、何かに夢中になること。

    夢は叶わないと諦める前に、少しでも行動すれば、人生は変わっていくのです。


    本記事は『強運習慣100』(エクスナレッジ)からの抜粋です


    画像: 何歳からでも夢を叶えることはできる。遅咲きこそ、最高な夢の叶え方

    中園ミホ(なかぞの・みほ)

    東京生まれ。脚本家。広告代理店勤務、コピーライター、占い師の職業を経て、88年に脚本家としてデビュー。『ハケンの品格』『はつ恋』をはじめ、多数のテレビドラマを手掛け、数々の賞を受賞。また、現在も占い師としての活動を継続中で、これまでの経験を生かして、エッセイ『占いで強運をつかむ』『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』(マガジンハウス)の執筆や、公式占いサイト『解禁!女の絶対運命』(https://nakazono-miho.marouge.jp/)の監修も手掛ける。2023年11月に著書『強運習慣100』(エクスナレッジ)を発売。

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)|amazon.co.jp

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)

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