• 「どうしてあの人はいつもついているのだろう?」と考えることはありませんか。人気脚本家にして占い師としても活躍する中園ミホさんに、自身の経験と人間観察から見えてきた運を引き寄せるためのヒントを教えていただきました。不安な時代に少しでも「ご機嫌」な毎日を過ごせるように。今回は、「50代後半からの人間関係」のお話です。
    (『強運習慣100』より)

    人間関係とは脱皮するように移ろうもの。過去の関係を惜しむのではなく、成長したステージの新たな関係を育んで

    友人関係で悩む30〜40代の人は多いかもしれません。若い頃は仲良くやっていたのに、結婚したり子供ができたりすると、気遣いあって離れてしまうこともあるでしょう。

    けれど、人間関係は脱皮するように、その都度変わっていくもの

    特に女性の場合は、ライフステージが大きく変わりますから、付き合う人が変わっていくのは当然です。

    「友達が離れていってしまった」と落ち込む必要はありません。あなたのことが嫌いで離れていったのではないのです。

    振り返れば、私の30代、40代は、仕事と子育てに精一杯でいろいろと心が乱れる時期でした。

    結婚や子育てや仕事と……生き方がそれぞれ枝分かれになり、妬みや複雑な感情も絡み合っていたと思います。ギクシャクしたり、疎遠になってしまうこともありました。

    50代に入ってもまだ仕事と子育てで忙しく、友人たちとは年に1、2回会って近況報告する程度。付き合いもそこそこでした。

    しかし、50代の後半から、しがらみや役割から解放され、再び「個」に戻って付き合えるようになると、急にまた友達づきあいが楽しくなったのです。

    女性7人、中学からの仲良しグループですが、私も含めて未婚が2人、子持ちが3人、結婚していたり、離婚していたりと、それぞれ歩んできた人生や苦労はまったく違うのに、昔のようにくだらない話で盛り上がれる。旅行することもしばしばです。

    ちょっと前までは遠慮して話せなかったことも、今では「人生いろいろあるよね」と本音で語り合える、見栄も虚勢もいらない、気楽な関係です。

    こんな友人関係になれるとは、若い頃には全然想像していませんでした。これは、年を重ねて良かったなと思えることのひとつ。

    つくづく人生とは面白いものです。


    本記事は『強運習慣100』(エクスナレッジ)からの抜粋です


    画像: 人間関係とは脱皮するように移ろうもの。過去の関係を惜しむのではなく、成長したステージの新たな関係を育んで

    中園ミホ(なかぞの・みほ)

    東京生まれ。脚本家。広告代理店勤務、コピーライター、占い師の職業を経て、88年に脚本家としてデビュー。『ハケンの品格』『はつ恋』をはじめ、多数のテレビドラマを手掛け、数々の賞を受賞。また、現在も占い師としての活動を継続中で、これまでの経験を生かして、エッセイ『占いで強運をつかむ』『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』(マガジンハウス)の執筆や、公式占いサイト『解禁!女の絶対運命』(https://nakazono-miho.marouge.jp/)の監修も手掛ける。2023年11月に著書『強運習慣100』(エクスナレッジ)を発売。

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)|amazon.co.jp

    『強運習慣100』(エクスナレッジ)

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