(『強運習慣100』より)
運を引き寄せる朝のシンプル・ルーティン3つ
「中園さんの運気を上げるルーティンを教えてください」とよく聞かれるのですが、元来ぐーたらなので、やっているのはとても簡単な次の3つだけです。
〈窓を開ける〉
運気が低迷してつらい時には、体がかじかんで動かなくなることがあります。また、大きな悩みがあると、うまく寝つけなかったりするものです。そういう時に、やってみてほしいのが、朝起きたら寝室の窓を開けること。
雨の日でも寒い日でも、1分でもいいので窓を全開にしましょう。晴れていて気持ち良ければ、ずっと開けておくのも良し。
これは私の占いの師匠に習ったことですが、一日の疲れや人から言われた嫌なことなどは、夜寝ている間に身体や頭から出て、「気」が寝室に溜まっているそうです。
だから「朝は寝室の窓を開けて、気を回しなさい」と言われました。前日の嫌なことも「風が運んでいった」と思えればしめたもの。
冬の寒い日なんかは、冷たい空気が眠い目をシャキッとさせてくれて、気持ちいいですよ。
〈手を合わせる〉
窓を開けた後、自宅の神棚と仏壇に手を合わせています。何も拝むものがないなら、太陽に向かって手を合わせてもいいでしょう。太陽は天照大神、つまりは神様ですから。
日当たりが良くなくて太陽が見えない家に住んでいるなら、神社でお札をいただくのもいいかもしれません(だいたい千円ほどでいただくことができます)。置き場所などはいただいた神社で聞いてください。
そして、神棚に向かって柏手(かしわで)を二度打ちます。
私は占い師ですから、お札に向かって神道の唱え言葉で「祓(はら)え給(たま)い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え【お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい】」と唱えますが、慣れない方は、「祓え給い、清め給え」だけでもいいと思いますし、家族の前で唱えるのは恥ずかしいという方は、ただ「ありがとうございます」の一言で十分かと思います。
今日を無事に始められる、そのことに感謝することが大切です。
〈挨拶する〉
「おはよう」と声をかけ、相手からおはよう」と返ってくるだけで、もうその二人の間には気が流れ始めます。
声に出すことが大切。気は滞るとよどむので、声に出して気を巡らせます。
一人暮らしであれば、ペットでも観葉植物でも神棚でもいいですから、声に出して「おはようございます」と挨拶をしましょう(観葉植物は話しかけると育つとも言いますね)。
観葉植物もなかったら、とにかく外に出て、コンビニの店員さんや駅員さんと言葉を交わすだけでもいいのです。
「すみません」の代わりに「おはようございます」と言ってみましょう。たった一言で気が流れるので、やらない手はありません。
* * *
この3つの習慣は、自分には無理と感じるのなら、この通りにやらなくて構いません。開運行動というのは、必死になってやるものでもありません。それでは返って運気を下げてしまいます。
やっていて自分が心地良い、楽しい、気持ちいいと感じることが運気には重要です。
本記事は『強運習慣100』(エクスナレッジ)からの抜粋です
中園ミホ(なかぞの・みほ)
お金・夢・恋愛・人間関係・スランプ……。生まれも性格も関係ない! 幸せは必ず手に入る人生が好転するリアル開運術。
人気脚本家にして占い師・中園ミホさんが、これまでに出会ってきた数々の強運者と自身が運について実践してきた習慣の共通点を紹介します。