料理研究家の黒田民子さんに、「ザワークラウト」のつくり方を教えていただきました。さっぱりとした風味のキャベツの漬け物は、ソーセージや肉料理の付け合わせにぴったり。冷蔵庫で3週間ほど保存できて便利です。
(『天然生活』2020年1月号掲載)
(『天然生活』2020年1月号掲載)
ほどよい酸味とシャキシャキ食感
ソーセージや肉料理の付け合わせにぴったりな「ザワークラウト」
料理研究家の黒田民子さんに、自家製保存食「ザワークラウト」のつくり方を教えていただきました。
シンプルな材料とつくり方が基本のザワークラウトは、肉類の付け合わせに最適。
日がたつほど発酵が進んでうま味が増します。
「ザワークラウト」のつくり方
材料(つくりやすい分量)
● キャベツ | 1/2個(約500g) |
● 塩 | 10g |
● キャラウェイシード | 小さじ1/4 |
● ローリエ | 1枚 |
● 赤とうがらし(小口切り) | 1/2本分 |
● 水 | 100mL |
つくり方
1 キャベツは芯をのぞいてせん切りにする。ボウルにキャベツ、塩、キャラウェイシード、ちぎったローリエ、赤とうがらしを入れて混ぜ、水を加えて、さらに手でよく混ぜ合わせる。
2 保存容器に1を入れ、ラップをして材料の約倍量(1kg)の重しをのせる。さらにラップをかぶせ、ふたをして常温におく。冬場なら1~2週間、夏場なら5日ほどおき、汁がたっぷり上がってキャベツの色が変わったら食べごろ。
※漬け汁を軽くしぼって別の容器に移し、冷蔵庫で3週間ほど保存可能。
「ザワークラウト」を使って
「ザワークラウトとソーセージのサンドイッチ」のつくり方
ザワークラウトといえば、やっぱり合わせたいのがソーセージ。
酸味とうま味、シャキシャキとした食感がよく合います。
材料とつくり方(分量はすべて適量)
切れ目を入れたバゲットにサラダ菜、ボイルしたソーセージ、ザワークラウトをはさむ。お好みで粒マスタードをつけていただく。
〈撮影/萬田康文 取材・文/結城 歩〉
黒田民子(くろだ・たみこ)
「All About」ホームメイドクッキングガイドとして手づくり食品のおいしさを紹介。『週刊朝日』で「黒田民子の家つまみでひとやすみ」を連載中。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです