• 50代後半でばっさりショート。髪色も明るくし、グレイヘアへ自然に移行した俳優の手塚理美さん。最近はアッシュ系カラーが気分です。手塚さんの潔いグレイヘアへの挑戦と、移行期のおしゃれの楽しみ方を紹介します。
    (別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』より)

    何歳になっても実験中。気分を変えながらグレイヘアを楽しみたい

    かつて、つやのある漆黒のストレートヘアで、凜とした姿が印象的だった俳優の手塚理美さん。62歳を迎えたいまは、グレイヘアをベースにした、淡いアッシュカラーのベリーショートスタイル。

    だれしもが直面する、年齢を重ねることで立ちはだかる髪色の壁を、見事に自分らしく、素敵にアレンジして楽しんでいます。

    「若いころの私は隠れ完璧主義だったんですよね。石橋をたたいて、たたきすぎて割っちゃうようなタイプでした」

    ところが50代後半を迎えたころ、ふと心境の変化が訪れたといいます。

    「『もっと適当でいいじゃない』って、思えるようになったんです。ちょうどそのころ、白髪を染めるのに煩わしさを感じていて、どうせなら潔くグレイヘアに挑戦してみようかしら、と思って」

    美容師と相談し、まだらな髪色を自然にカバーするミルクティ色にし、段階的にグレイヘアにしていったのだそう。

    「だめなら変えればいいし、やってみないとわからない、実験ですね」

    以前はモノトーンの服が多かったけれど、髪色が明るくなり、本来大好きな明るい色の洋服も選ぶようになったそう。

    「もっと素の自分を出してもいい」「自由に試し、だめならやり直せばいい」、そう思えるようになったと話す手塚さんはいま、キラキラと輝いて見えます。

    気分で変える髪色をインスタにアップ

    素の自分を出して楽しんでいるインスタグラムには、新旧の写真を投稿。

    画像: 上から、昭和51年15歳、『GORO』の表紙

    上から、昭和51年15歳、『GORO』の表紙

    画像: 2018年、ミルクティ色ヘアに

    2018年、ミルクティ色ヘアに

    画像: 2019年にグレイヘアへ移行

    2019年にグレイヘアへ移行

    写真/手塚さんのインスタグラムより@tezuka_satomi

    〈撮影/橋本裕貴 取材・文/田中理恵〉

    本記事は別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』からの抜粋です

    別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』

    『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』(扶桑社)

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    心と体の変化を受け入れながら「いま」を楽しむヒント

    いつまでも若々しくいられる秘訣は「いま」を楽しむこと。この本では、歳を重ねるにつれ変化していく心と体を受け入れながら、おおらかに楽しんでいる方々をご紹介。
    手塚理美さん、德田民子さん、フジコヘミングさん、広瀬裕子さんなど17人の、暮らしの楽しみ方や工夫、働き方。悩みはつきない、若返る食べ方やレシピ、栄養のこと、お金のこと、大切な思い出や心の整理術などについてもたっぷり掲載しています。



    手塚理美(てづか・さとみ)
    俳優。1961年生まれ。小学生のころからジュニアモデルとして活動し、中学1年生で芸能界デビュー。『ふぞろいの林檎たち』をはじめ、多くのドラマや映画に出演。ふたりの息子の独立後に俳優業を再開し、2021年に映画『メイド・イン・ヘヴン』で主演を務める。



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