胃腸にやさしいタンパク質朝ごはんのアイデア
胃腸をいたわるタンパク質朝ごはん①
卵粥と温泉卵
胃腸が弱ったときの代名詞はやはりお粥。消化によい卵を加えたお粥が昔から病人食とされていたのには意味があるのですね。
とはいえお伝えしたように、栄養が偏らないよう、タンパク質食材を組み合わせて。消化のよい温泉卵を追加していただきます。タンパク質が摂れる白いんげんの薄甘煮も一緒に。
胃腸をいたわるタンパク質朝ごはん②
鶏ひき肉とレタスのスープ
鶏ひき肉は、消化がよくタンパク質はしっかり摂れる食材。鶏むねのひき肉を選べば、手を使わなくてもスプーンでぐるぐる混ぜるだけで混ざるので手軽に調理できます。
鶏団子と胃にやさしいキャベツを煮たスープは、朝から気持ちよく食べられます。
胃腸をいたわるタンパク質朝ごはん③
鶏むね肉とかぼちゃのクリームシチュー
乳製品も実は消化にはよいのだとか。鶏むね肉、かぼちゃと消化によい食材を重ねて、少しボリュームのあるクリームシチューに。
寒い朝には、さっぱりしたスープよりも、こうしたこっくりしたスープの方が体が温まるような気がします。
胃腸をいたわるタンパク質朝ごはん④
パングラタン
一見しつこい料理に見えますが、食パン、卵、豆乳(牛乳)とひとつずつは消化のよい食材。
ウインナー、ほうれん草、チーズも加えてキッシュ風のパングラタンに仕上げます。
田内しょうこ(たうち・しょうこ)
「時短料理をサステナブルな知恵に」をモットーに、ゆとりを生みだすための時短の知恵を書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
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