スウェーデンのお茶文化「フィーカ」を体験し、その豊かさに心動かされ、生活に少しずつ取り入れているという菓子研究家の長田佳子さん。今回は、北欧伝統の焼き菓子「ハッロングロットル」のつくり方を紹介します。
(『天然生活』2022年6月号掲載)
(『天然生活』2022年6月号掲載)
ハッロングロットルのつくり方
北欧伝統の焼き菓子は、混ぜて焼くだけの手軽さも魅力。
素朴な生地に添えられた、ジャムの味わいを楽しんで。

材料(つくりやすい分量)
● バター(食塩不使用) | 100g |
● 粉糖 | 25g |
● 薄力粉 | 120g |
● コーンスターチ | 20g |
● ベーキングパウダー | 2g |
● ラズベリー、いちごなど好みのジャム | 適量 |
下準備
・バターを常温にもどしてやわらかくしておく。
・オーブンを170℃に予熱する。
つくり方
1 ボウルにバターと粉糖を入れ、ゴムべらで切るように混ぜる。
2 1に薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーをふるい入れ、切るように混ぜ合わせる。
3 生地がまとまってきたら小分けにして丸め、オーブンシートを敷いた天板に間隔を空けながら並べていく。
4 生地の中心を指で押してくぼみをつくり、好みのジャムをのせて170℃のオーブンで20分をめやすに焼く。
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▼長田佳子さんのフィーカの記事はこちら
〈料理・スタイリング/長田佳子 撮影/清水奈緒 取材・文/玉木美企子〉
長田佳子(おさだ・かこ)
菓子研究家。ハーブやスパイスを取り入れながら提案する、体に寄り添う菓子レシピが好評。2021年には暮らしの拠点とアトリエを山梨に移し、多彩なゲストとともに毎月第3日曜日に開催するアトリエオープンデイ「SALTandCAKE」が話題に。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』(扶桑社)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです