(別冊天然生活『小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし 』より)
シンプルにした家事04
散歩ついでに無人販売所で買い物

今日の買い物は「卵かけごはんにするとおいしい」卵とレタス、スナップエンドウ
ここ最近、愛犬ゆりねとの散歩の途中によく立ち寄るのが、卵や野菜を育てている「吉実園」の無人販売所。
「敷地内で鶏を放し飼いにしていて新鮮な卵が買えるんです。季節の野菜を買ったり、ときどき花を買うことも」
新鮮な食材が手に入るうえ、散歩のついでなのでわざわざ買い物に行く負担も減るという、一石二鳥の習慣です。

ゆりねとの散歩は1日1回が基本。一緒に地元の魅力を再発見中
「私も一緒に買い物に行きます!」
シンプルにした家事05
クリーニングをやめて寝具は家で丸洗い

掛け布団は「カウフマン」、枕は「ノルディック スリープ」のもの
以前は、シーズンごとにクリーニングに出していた寝具。
「この作業が意外と負担だったんです」
そこで、3年ほど前から洗濯機で洗える寝具を使うようになりました。
「ドイツで洗える布団を見つけて買ったことがきっかけです。枕も洗えるものに日本で買い換えました。自分の好きなタイミングで洗濯機で洗えるのはとても楽です」
本記事は別冊天然生活『小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし』からの抜粋です
美しい山暮らしの中で見つけた、小さな暮らしと小さな幸せ
2022年から山小屋で暮らし始めた作家の小川糸さん。物語を紡ぎ、暮らしを整え、土に触れる小さな暮らしを実践しています。山小屋での春夏秋冬の季節の移ろいはとても美しく、どの瞬間もキラキラと輝いています。コロナ禍を経て、暮らしの足元を見直した小川糸さん。山小屋を建てることを決め、一念発起して車の免許を取得。山暮らしに向けて舵を取りました。季節の果物や野菜で保存食をつくり、自分の手で暮らしをつくる小川さんは、新たな場所で輝いています。小川糸さんの味わいある暮らしのエッセイや家時間の工夫、季節の食材を使ったレシピもご紹介します。
〈撮影/公文美和 取材・文/嶌 陽子〉
小川糸(おがわ・いと)
2008年のデビュー作『食堂かたつむり』以来、30冊以上の本を出版。多くの作品がさまざまな国で翻訳出版されている。著書に『とわの庭』(新潮社)や『小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし』(扶桑社)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』2021年8月号掲載時のものです

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