だれかのためにつくるお弁当は、自分のものとはまた違う、特別感があるものです。料理家・瀬戸口しおりさんに、高校生の息子への思いとともに、「鶏のクイック中華煮弁当」のレシピを教えてもらいました。
(『天然生活』2021年4月号掲載)
(『天然生活』2021年4月号掲載)
ベーコン入り玉子焼き

ベーコンの塩けがほんのりとした甘さに合う。切らずに長いまま入れて焼くのがポイント。
材料(つくりやすい分量)
● 卵 | 2個 |
● ベーコン | 1~2枚 |
● 砂糖 | 大さじ1/2 |
● 塩 | 少々 |
● だししょうゆ(または薄口しょうゆ) | 小さじ1/2 |
● 水 | 大さじ1 |
● サラダ油 | 小さじ1 |
つくり方
1 ボウルに砂糖、塩、だししょうゆ、水を入れて混ぜ、砂糖と塩を溶かす。卵を割り入れて加え、卵白を切るように混ぜる。
2 玉子焼き器を弱火にかけて熱し、サラダ油をひきペーパータオルでふき取る。中火にして1の約1/4量を流し入れる。表面に泡が出たら菜箸でつぶしてベーコンを置き、奥から手前に向かって巻く。
3 残りの卵液も同様に流し入れて焼く。
〈撮影/山川修一 取材・文/結城 歩〉
瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
料理家。食材の持ち味を生かした家庭料理のほか、スパイスやハーブを効かせたエスニック料理も得意で、雑誌や書籍でレシピを提案している。夫と息子、保護猫の3人+1匹暮らし。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです