さまざまな薬効があり“万能薬”と呼ばれるヨモギ。草餅のイメージが強いヨモギですが、お茶や料理にもおすすめです。沖縄に暮らすかわしまようこさんに、ヨモギ茶のつくり方を教えてもらいました。
(『天然生活』2020年8月号掲載)
(『天然生活』2020年8月号掲載)
体の内からヨモギでお手当て
植物研究家のかわしまようこさんに、ヨモギ茶のつくり方を教えていただきました。
乾燥させたヨモギは「艾葉(がいよう)」と呼ばれる生薬です。
薬効が高いため、ほかの茶葉とブレンドしたり、薄めにつくり、いただきましょう。
ノンカフェインなので、就寝前の一杯にも。
ヨモギ茶のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● ヨモギの葉 | 5枚 |
● 水 | 200mL |
つくり方
水とヨモギの葉をやかんに入れて沸騰させ1~2分煮出す。急須でつくるときは、沸騰したての湯を入れて、3分ほど蒸らす。
※生でも乾燥させたものでも、おいしいお茶になります。濃ければ薄めて、薄ければ葉を足して、味を調整しましょう。乾燥させた葉をフライパンで炒ると、味に深みが出ます。
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〈文/かわしまようこ 撮影/大城 亘〉
かわしまようこ
沖縄在住。2000年より雑草にまつわる活動を開始。教室の開催や、雑草を生かした商品を制作。著書に『草と暮らす』(誠文堂新光社)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです