五月病を防いでくれる?
「トリプトファン」を取り入れた朝ごはんアイデア4つ
五月病予防の「トリプトファン」で朝ごはん①
黒ごまバナナトースト

トリプトファンが摂れる食材の代表、バナナを使ったトースト。黒ごまペーストにはちみつを混ぜて食パンに塗り、軽く焼いてからバナナをのせて仕上げます。バナナはお好みで一緒に焼いてもおいしい。豆乳を添えると、完璧なトリプトファン朝ごはんです。
五月病予防の「トリプトファン」で朝ごはん②
たけのこ姫皮の味噌汁と玄米ごはん

玄米は白米よりもトリプトファンが多いのだそうです。味噌汁を添えて、卵も補えば、タンパク質的にもトリプトファン的にも完璧です。みずみずしいアスパラガスと、春だけの楽しみのたけのこの姫皮を味噌汁に入れれば、ますます気分が上がります。
五月病予防の「トリプトファン」で朝ごはん③
豆腐チゲと納豆ごはん

豆腐と納豆、味噌と大豆製品をたっぷりと。豆腐は1人分にたっぷり150gのパックを使い、大きく崩して。この日は、豚肉やえのき、ししとうも加えて豆腐チゲ風に仕上げています。納豆にもすりごま(と大根おろし)を添えて、トリプトファンたっぷりの定食に。
五月病予防の「トリプトファン」で朝ごはん④
いちごコンポートのフレンチトースト

春の味、山盛りで売られている小さないちごを使ったごほうびの朝ごはん。いちごを軽くつぶしながらきび糖と煮たコンポートを、フレンチトーストにたっぷりのせます。フレンチトーストは6枚切りパン1枚に卵1個と牛乳150mL。トリプトファン的にも満足な一皿です。
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というわけで、ストレスを感じやすい方、環境の変化で疲れている方は、トリプトファンを含む食材をしっかり摂って朝に太陽を浴びる、ということを意識してみてくださいね。即効性があるわけではありませんが、いつの間にかストレスや疲れも過ぎ去っていくはずです。

田内しょうこ(たうち・しょうこ)
「時短料理をサステナブルな知恵に」をモットーに、ゆとりを生みだすための時短の知恵を書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
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