こよなく愛する日本をテーマに、イラストや書籍を多数手がけるフランス人イラストレーター、イザベル・ボワノさん。フランスの田舎町に暮らす彼女のハーブ生活を取材しました。
(『天然生活』2023年5月号掲載)
(『天然生活』2023年5月号掲載)
暮らしのかたわらにはいつもハーブが

20年ほど暮らしたパリを離れ、4年前にフランス南西部に位置するアングレームという小さな町に移り住んだイザベル・ボワノさん。
パリ時代と変わらず多忙ではあるけれど、自然に囲まれた田舎暮らしを楽しんでいます。
両親の家が近くなり、彼らを訪ねるたびに自家栽培のハーブや野菜のおすそわけをもらうように。
そのおかげで、毎日の食卓が、パリのときよりいっそう緑で彩られるようになりました。
そんな彼女の上手なハーブとのつきあい方を伺いました。

両親の庭ですくすくと育ったブレット(フダンソウ)を収穫するイザベル。背が高く、大ぶりの葉っぱが特徴で、煮たり焼いたり、タルトやグラタンにしたりとフランスの食卓ではおなじみの野菜
〈撮影・イラスト/イザベル・ボワノ 取材・文/トリコロル・パリ(荻野雅代、桜井道子) 構成/鈴木麻子〉

イザベル・ボワノ(いざべる・ぼわの)
フランス・アングレーム在住のイラストレーター。雑誌の連載や本の執筆、雑貨のイラストなど幅広く活躍中。著書にNHK Eテレの人気番組を書籍化した『パリジェンヌの田舎暮らし』(パイ インターナショナル)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです