• 一日3回、バランスよく食事をとるためにつくりおきを活用しているという栄養士今泉久美さん。いくつになっても元気な今泉さんが食べている、楽でおいしいつくりおきレシピを教わります。今回は、タンパク質不足を解消する「レンジチャーシュウ」のつくり方をご紹介。

    加熱むらなくやわらか!
    レンジチャーシュウのつくり方

    冷蔵庫から出した豚肉をすぐに電子レンジの弱加熱(または解凍モード)にかけます。

    室温に戻す手間や、加熱むらもなく、肉がやわらかく仕上がることを発見! 

    チャーハン、めん、サラダにチャーシュウを足すと、たんぱく質が充実します。

    画像: 加熱むらなくやわらか! レンジチャーシュウのつくり方

    1人分(1/4量)
    ・エネルギー 175kcal
    ・塩分    0.9g
    ・たんぱく質 11.8g
    ・食物繊維  0.0g

    材料(4人分)

    ● 豚肩ロース肉(2~3cm厚さ)300g
    A
    ・3倍濃縮めんつゆ大さじ3
    ・酒大さじ2~3
    ・酢大さじ1/2
    B
    ・しょうが(薄切り)1かけ分
    ・長ねぎの青い部分1本分

    memo
    *チャーシュウ用の肉の場合は縦半分に切ってからつくる。
    *つくりたてを食べる場合は酒を大さじ2にする。翌日までつけておく場合は酒大さじ3を使う。

    つくり方

     豚肉はフォークで均等に刺して耐熱ボウルに入れる。

     Aの調味料を加え、Bをのせて、ふんわりとラップをかける。200Wの電子レンジ(または解凍モード)で2分加熱する。

    画像1: つくり方

     ラップをはずし、肉の上下を返して、しょうがと長ねぎものせ、再びラップをかけ、600Wで5分加熱する。上下を返して同様にし、さらに4分ほど加熱し火が通ったら、落としラップをする。粗熱が取れたら手早く冷まし、密閉容器に入れて保存する。

    memo
    バットに広げるなどして、手早く冷ましてから密閉容器に入れることがポイント。

    画像2: つくり方

    *保存期間:冷蔵で4〜5日/冷凍で1カ月(冷凍する場合は、汁ごと加熱用ポリ袋に入れ、厚手の保存袋に入れる)

    〈撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/綾部恵美子 栄養計算/女子栄養大学栄養クリニック〉

    ※本記事は『栄養士が食べている 作りおき献立』(文化出版局)からの抜粋です。

    『栄養士が食べている 作りおき献立』(今泉久美・著/文化出版局・刊)

    画像: レンジで簡単!やわらか「チャーシュー」のつくり方。栄養士が食べている“ラクでおいしい”つくりおき/今泉久美さん

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    ◆2つ、3つ組み合わせるだけで“食事バランスが整う”つくりおき◆

    健康を保つために、一日3回の食事に有効だったのが「つくりおき」と話す今泉久美さん。

    タンパク質の食材をまんべんなくとることを意識しながら、2~3品のつくりおきを組み合わせて、おいしく楽しく健康を保っています。

    そんな今泉さんが食べている、早く楽につくれておいしいつくりおきのレシピを紹介。

    献立の組み立て方や、プラスするだけで献立が整うお助け食材など、いくつになっても元気に過ごすための食事のヒントが満載です。

    【目次】
    ● 1章 筋肉を保ち、疲れない体をつくる
    ● 2章 骨を育て、貧血を防ぐ
    ● 3章 アンチエイジングと腸活に効く
    ● Column
    ・「刺身」の活用術
    ・「炊き込みご飯」のすすめ
    ・魚介の水煮缶をストック!
    ・骨を育てる副菜の「作りおき」
    ・貧血を防ぐ副菜の「作りおき」
    ・減塩サラダを など


    今泉久美(いまいずみ・くみ)

    画像3: つくり方

    山梨県生まれ。料理研究家・栄養士。女子栄養大学栄養クリニック特別講師。おいしく簡単に作れて栄養バランスのいいレシピに定評がある。書籍、雑誌、新聞、テレビなど幅広い場で活躍。著書に『「ストウブ」でいつもの料理をもっとおいしく!』『鉄分とれれば元気できれいに!』『いくつになっても「骨」は育つ!』『腸活とフレイル予防に「みそ汁」』『「豆」を食べる習慣が体を守る!』(すべて文化出版局)など、多数ある。
    http://imaizumi-kumi.net
    インスタグラム@kumi_imaizumi0115



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