フライパン調理でラクラク!
お手軽ローストビーフのつくり方
赤身のステーキ肉1枚で手軽につくれるローストビーフ。
貧血にはビタミンCたっぷりのブロッコリー、赤パプリカなどを一緒にとると鉄の吸収にも効果的。

1人分(1/3量)
エネルギー 144kcal
塩分 1.1g
たんぱく質 11.8g
食物繊維 0.1g
材料(3人分)
● 牛赤身肉(ステーキ用) | 1枚(200g) |
A | |
・塩 | 小さじ1/4 |
・粗びき黒こしょう | 少々 |
● にんにく(薄切り) | 1かけ分 |
● オリーブ油 | 大さじ1/2 |
B | |
・黒酢、酒 | 各大さじ1 |
・しょうゆ | 小さじ2 |
・ゆずこしょう | 少々 |
つくり方
1 フライパンに油、にんにくを入れて火にかけ、カリッとするまで焼いて取り出す。
2 肉にAをふって1のフライパンに入れ、中火強でふたをして2分ほど焼く。上下を返してふたをし、同様に焼いて取り出し、アルミホイルに包んで3分おく。
memo
*長く保存したいときや、肉が厚いときは加熱時間を足す。
3 耐熱カップにBを入れ、電子レンジに40秒ほどかける。
4 耐熱性の保存袋に2の肉、3の調味液、1のにんにくを入れて冷まし、空気を抜いて閉じ、密閉容器に入れて保存する。

牛肉をそぎ切りにして、ゆでたかぶとにんじん、クレソンを添え、にんにくと調味液をかける
*保存期間:冷蔵で3〜4日
▼今泉久美さんのつくりおきレシピはこちら
〈撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリング/綾部恵美子 栄養計算/女子栄養大学栄養クリニック〉
※本記事は『栄養士が食べている 作りおき献立』(文化出版局)からの抜粋です。
◆2つ、3つ組み合わせるだけで“食事バランスが整う”つくりおき◆
健康を保つために、一日3回の食事に有効だったのが「つくりおき」と話す今泉久美さん。
タンパク質の食材をまんべんなくとることを意識しながら、2~3品のつくりおきを組み合わせて、おいしく楽しく健康を保っています。
そんな今泉さんが食べている、早く楽につくれておいしいつくりおきのレシピを紹介。
献立の組み立て方や、プラスするだけで献立が整うお助け食材など、いくつになっても元気に過ごすための食事のヒントが満載です。
【目次】
● 1章 筋肉を保ち、疲れない体をつくる
● 2章 骨を育て、貧血を防ぐ
● 3章 アンチエイジングと腸活に効く
● Column
・「刺身」の活用術
・「炊き込みご飯」のすすめ
・魚介の水煮缶をストック!
・骨を育てる副菜の「作りおき」
・貧血を防ぐ副菜の「作りおき」
・減塩サラダを など
今泉久美(いまいずみ・くみ)

山梨県生まれ。料理研究家・栄養士。女子栄養大学栄養クリニック特別講師。おいしく簡単に作れて栄養バランスのいいレシピに定評がある。書籍、雑誌、新聞、テレビなど幅広い場で活躍。著書に『「ストウブ」でいつもの料理をもっとおいしく!』『鉄分とれれば元気できれいに!』『いくつになっても「骨」は育つ!』『腸活とフレイル予防に「みそ汁」』『「豆」を食べる習慣が体を守る!』(すべて文化出版局)など、多数ある。
http://imaizumi-kumi.net
インスタグラム@kumi_imaizumi0115