Step3 染める
5 ボウルに不織布の袋を用意し、すぐに4を移す。輪ゴムで袋の口を閉じ、染める生地がしっかり浸かる量の水を加える。


6 生地を染色液に浸し、5の袋と一緒にもみ出す(水に色素を溶け込ませつつ、生地を染めるイメージ)。力を入れすぎると袋が破けてしまうので、やさしく行う。
※手や爪に色が移ることがあるので、気になる場合はゴム手袋を着用してください(色が移っても数日かけて徐々に落ちます)。

まんべんなく染まるように、ときどき生地を広げたり返したりしながらもみ出す。

染まったところ。何度か染めることで次第に濃くなる。
〈1回目〉

〈2回目〉

よく広げて、空気に触れさせて酸化させる。

空気にふれさせて酸化させると、次第に青色に変化してくる
point
色が薄いなと思ったら、葉の量を増やして3~6をくり返す。綿や麻の場合は、一度染めた後に再び濃染処理をしてもよい。
また、グラデーションにしたい場合は、葉の量を増やし、濃く染めたい部分のみを染液に浸す。


夏限定! 新鮮な藍の生葉を使って、布や糸を爽やかな青色に染めるワークショップです。
藍の収穫時期にしかできない、特別な草木染め。染めた毛糸で編み物をしたり、生地を使って縫製したり――世界にひとつだけの作品づくりに活かせます。
シミがついて着られなくなった洋服も、染め直すことで生まれ変わります。アップサイクルとしてもおすすめです。
夏休みの自由研究にもぴったり! 小学生のご参加も大歓迎です。
ご予約・詳細はこちらから
藍の生葉染めワークショップ
開催日時
・8/23(土) 14:00〜16:00
・8/24(日) 11:00〜13:00/14:00〜16:00
・9/13(土) 14:00〜16:00
・9/14(日) 14:00〜16:00
会場:台東デザイナーズビレッジ 213号室/2階交流サロン
住所:東京都台東区小島2丁目9−10
アクセス:地下鉄大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町駅」A4出口より徒歩1分/JR山手線「御徒町駅」北口より徒歩15分
〈撮影/星 亘 文/太田菜津美(編集部)〉
橋本杏菜(はしもと・あんな)

テキスタイルデザイナー。ロンドン芸術大学 Chelsea College of Arts にてテキスタイルデザインを学ぶ。帰国後、草木染め専門のブランドにて染色・ 商品開発を経験。2022年「annita artworks」を立ち上げ、現在は台東デザイナーズビレッジにてアトリエを構え活動する。
HP:https://annita-artworks.myshopify.com/
インスタグラム:@annita_artworks



