ファッションにパーソナルカラーを取り入れてみると?
パーソナルカラーに似合うコーディネートを教えていただきました。
〈Before〉ふだんのコーディネート


「黒はどのタイプが着てもそれなりに見えますが、抜きんでてキレイ!となるのはやはりウインターの人です。
サマーの人が黒を着る場合は、スミクロ(黒とグレーの間の色)がおすすめ。真っ黒よりもやわらかい印象になりますよ。
無地を選んでいるのは正解。ボーダーや大きな柄など、コントラストが強いものは、サマーの人にはあまり似合わないので、無地や小さな柄の服を選ぶとよいでしょう」
〈After〉パーソナルカラーに合わせたコーディネート


「淡い桜色はサマーの人が得意な色。顔色がぱっと明るくなりましたね。
ブルーも得意で、デニムならノンウォッシュのネイビーから色の抜けきったホワイトのものまでよく似合います。バッグのスカーフにも、差し色のブルーを取り入れて。
かごバッグなど天然素材のアイテムはパーソナルカラーに関係なく、すべての方に似合います。使いやすいので、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね」
パーソナルカラーを診断してもらって

合わせる色によって、こんなにも印象が違うのかと驚きました。
自分のタイプの色は肌にすっとなじむのに、異なるタイプの色は、首に色が映り込んで、顔が大きく見えたり、顔色がくすんで見えたりするから不思議。
自分に合う色を知っていると、色違いで悩んだときも決断がしやすくてなっていいですね。
これまで試したことがなかった色にも安心して挑戦できますし、おしゃれの幅が広がりそうです。
〈撮影/山川修一、撮影協力/Hama House〉

松本典子(まつもと・のりこ)
パーソナルカラー・骨格診断アナリスト。東京・日本橋のパーソナルカラーサロン「Studio Nori」主宰。編集者として勤務中にパーソナルカラーに出会い、表参道の老舗サロンからアナリストとして独立。「感覚」ではなく「理論」でしっかりと説明をするスタイルが、他にはないサロンとして人気に。
Studio Nori:https://studio-nori.com/
インスタグラム:
@matsumoto_noriko_st
ポッドキャスト番組: 30歳からの服選び