(『天然生活』2024年10月号掲載)
体調に合わせたハーブティーを飲む

緊張をほぐす、眠りにいざなう、など目的に合わせてブレンド
一日に何度もお茶の時間があるという佐藤さんが、一番大切にしているのが夜のお茶。「自分の体調、体の声を聞きながら、お茶をブレンドします」
約40種類くらいのなかから、ベースを決めて、あとはフィーリングで。このときは、女性性を高めるローズをメインに、レモンバーベナやレディースマントルをブレンドしました。

ブレンドティーは、営む「keica.」でも販売。一対一でセッションをして、その人の体調や好みに合ったお茶をブレンドしてくれるオーダーメイドなものも
足湯をして全身を温める

「足湯をしている約20分間は本を読んだり、静かなひとときを楽しみます」
秋が深まってくると、登場する足湯は家族にも人気。40~43℃のお湯に20分ほどつかると、体がポカポカして温まります。
色や香りのいいローズやハイビスカス、ラベンダーなどのハーブを入れると、リラックス効果アップ。「そのほか、ジンジャーやシナモンを煮出したお湯を使うと、温まりの効果は持続するはずです」

足を温めることで、血のめぐりもよくなり、全身がぽかぽかしてくる。ハーブやスパイスを入れたり、アロマオイルを数滴垂らして香りを楽しむことも
〈撮影/林 紘輝 構成・文/鈴木麻子〉
佐藤景子(さとう・けいこ)
栃木・宇都宮で「keica」を営む。植物のエネルギーを取り入れたフィト菓子の販売、心と身体をいやす「ジェモセラピー」を提案するほか、植物療法を使ったコンサルテーションも行う。日本ジェモセラピーカレッジ宇都宮校・講師。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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▼佐藤景子さん「私がリセットする夜時間」そのほかのお話はこちら
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天然生活2025年10月号では「整う夜の時間割」の特集をしています。夏の疲れをいやし、心と体を整える夜時間は明日の元気をつくる大切なひととき。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。